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〈No.番外編〉イベントにあやかって海 ページ10

夏のある日
世界帝軍マスターの職務室
静か中パソコンのキーボードの音だけが響く部屋に
突然、3人のガスマスクを着用した人物が入ってきた

きゅ「パパ〜♡」

猫なで声のような甘えた声で座っているマスターへと飛びつく貴銃士 きゅるちゅ
マスターは落ち着きながらキーボードに打ち込む

マ[どうしました?きゅるちゅ?
何か欲しいものでもおありですか?]
8「手慣れてんな…マスター…」

気だるげな声でマスターに喋りかける89
と、その後ろからルンルンとスキップ気味に部屋に
入るホクサイ

ホ「マスターはいっつもきゅるちゅクンに何か
ねだられてもんねぇ〜」
きゅ「えー?そんなに言ってないよー?
ねぇー?パパ?♡」
マ[ライオンを所望された時は悩みましたよ
誠か嘘か、とね]

息子でも見るかのようにきゅるちゅを見つめる

マ[ところで、どうしたんですか?
ホクサイに89、貴方達も欲しいもの
あったら気軽に言っていいんですよ
わがままは悪いことではありませんから
無欲こそが一番駄目なんですよ]

そう言われ、きゅるちゅは「ふっふっふ」と
小さく笑う

きゅ「パパ!海行こ!」
マ[海ですか…暑いですし、たまには休暇として
行くのもありかもしれませんね…
世界帝に聞いてみます]
ホ「えー?また仕事ー?」
マ[おや、ならば貴方達が私の仕事をしますか?]
8「めんどくせぇ…したくねぇ…」
マ[知ってました]

むっと頬を膨らませるきゅるちゅ

きゅ「行くったら行くの!!
ぼくからのお願いなのー!」
マ[ほらほら、膝の上で暴れないでください]

と、一旦きゅるちゅを膝から下ろす

マ[仕方ありませんね…行きますよ…
その代わり、他の子達も誘うんですよ?]
きゅ「うん!!ありがとーパパ!!」

ぎゅっと力強くマスターを抱きしめる
それにあやかってホクサイも抱きしめる
ホクサイに押され、89も抱きしめる

マ[息苦しいです、ホクサイ、きゅるちゅ、89]
ホ「えへへー
よーし!そうと決まれば準備準備ー!!」
8「海か…」
きゅ「楽しみだなぁ〜♡」

そう口々に言いながら部屋を出ていく3人
少しボサボサになった髪を手ぐしで直しながら
ボソリと一言呟く

マ「…久々ですけど…泳げますかね…僕…」

甘夏蜜柑の樹木の枝→←甘夏蜜柑の樹木



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ウィルゴ・パルテノス - スター君やツヴァイ君やマグ君にイメージCVを付けてください (2019年3月7日 20時) (レス) id: fb4bdb410b (このIDを非表示/違反報告)
陽香 - はじめまして陽香です(^_^)いつも楽しく読ませていただいております!オリジナル現代銃が面白いキャラだなと思います!ストーリーの内容も読みごたえがあって面白い内容だと思います(^_^)今後も応援させていただきます(о´∀`о)頑張って下さい! (2018年11月5日 23時) (レス) id: 0d667bef81 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:甘夏蜜柑 | 作成日時:2018年5月18日 0時

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