ALLYになれるグレーなあくび式セクマイ辞典

性的少数者とは ページ2

そもそも、性的少数者とはなにかを知らない方向けに、簡単に説明していきたいと思います。



性的少数者とは、その名の通り、性的に、多数派に含まれない人のことを指します。



その多数派というのが、「異性愛者」や「シスジェンダー」と言われる、

所謂「異性のみが恋愛対象になる人」で、「生まれたときの体と心の性が一致している」人、

この世の中の大半の人のことです。



性的少数者は多数派には含まれない
「同性愛者」や「トランスジェンダー」、「両性愛者」などが当てはまります。



世界の性的少数者人口はだいたい全体の10％程いると言われていますが、

カミングアウトをしたくない人がいることや、まだまだ発展途上の分野ということもあり、

正確な数字は分かりません。



ですが、イメージとしては



左利きの人の割合と同じとか、30人くらいのクラスに2人はいる、



とよく言われます。




自分の周りにいないと思っていても、当事者は隠れているだけで、きちんと其処にいます。




話は変わりますが、それらしい人がいても、


「本当はゲイなんでしょう？」


とか言うのはそれが当事者であってもなくてもタブーです。


”アウティング”と言われるこの行為は、人権侵害と同類ですのでお気をつけくださいね。




そしてまたまた話は飛びますが、性的少数者には他にもいくつか名称があります。

それが、LGBTsや、LGBTQIA、LGBTQ＋といったものです。


何故ここにLGBTが含まれないのかと言うと、LGBTだけだと、
これ以外のカテゴリーに属す方が漏れてしまうからです。



僕はよくLGBTQを使っています。

それぞれ、

L(レズビアン)G(ゲイ)B(バイセクシャル)T(トランスジェンダー)Q(クィア、クエスチョニング)

という意味があります。


Qには”クエスチョニング”というジェンダーと性的少数者全体のことを表す”クィア”
という意味があります。


これからはLGBTQを使うと思うので、この言葉を見たら


「性的少数者のことだな」


と思っていただければと思います。

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