僕の性別のお話。【実話】

新しい世界 ページ10

自分が性的少数者なのではないか、と感じ始めたとき、同時に始めたことがありました。


Twitterの開設です。


まあそれまでTwitterをやっていなかったのですが、色々調べてみて、
Twitterになら同じセクシャルマイノリティの方々のコミュニティがあるかもしれないと思って
はじめました。



これが大当たり。セクシャルマイノリティの界隈、ありました。



皆さん、プロフのところにｌとかBとかFtMとかMtFとかQとかXとか自分のジェンダーを書いていて、
数え切れないほどのジェンダーの人がいる(しかもたくさん！)のがわかって、
なぜか一人でガッツポーズをしたのを覚えています。(笑)



自分の性別違和は確かに感じていたものの、周りに実際にそういう人はいないということが

僕にとってはとても孤独でさみしかったんです。


だから、最初にセクマイの界隈の方からフォローされたとき、
なんとも言えない充足感に満たされました。


プロフの欄にはQとだけ書いていました。自分の性別がわからないから。


Qの人はあまりたくさんいるわけではないみたいで、界隈の中でも少数派。


でも、そんなことはちっとも気になりませんでした。




初めて、自分の悩みを公につぶやくことができる。

同じ悩みを抱えた人しかいないこの界隈で、


相談に乗ってくれたり、共感してくれる人がいる。



そのことが、とてつもなく嬉しかった。



同じ気持ちでいる人がこんなにいる。僕はひとりじゃない。



そう思えたとき、今まで一人で背負っていたものがすーっと軽くなって


自分でいいんだ、と自分を認められるようになりました。

僕は白黒で、とてもグレー。→←やっぱり知りたい

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