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決定打1 ページ5

色々あって、僕は女子校に進学しました。


そこで、僕は初恋というものを知ります。




女子校、もちろん女の子しかいないところで初恋。



そう、初恋の相手は女の子でした。



進学してからも、家以外では男勝りなキャラで通っていた僕は

男の子がいない学校で、いつの間にか男枠に入ってしまっていました。



正直、そのほうが自分らしくいられるし、家では仮面をかぶって生きる分、

学校という素でいられる場所を手に入れられたのは思春期の入り口に立っていた僕にとって

この上ない幸運でした。




初めて、同じクラスになるただの友達。
すごく仲良くなって、周りからよく二人でいるところを冷やかされるようになった頃。

友達から

「あくびが男だったら良かったのに」

と言われて


自分の初恋に気づきました。




女でいることにさほど抵抗は感じていないけれど、


好きになった君が望むなら、僕は男になりたい。



そう思いました。


自分のためじゃなくて、好きな人を振り向かせたい。


強く思うと同時に、絶対に叶わない男になるというその夢に絶望しました。



僕は、男にならないと好きな子に振り向いてもらえない。



なぜなら好きな子は、男の子を好きになる人。


僕は、女の子を好きになる人。



絶対に交わらない、平行線の恋に絶望したのは



高校進学を目前に控えた3月のことでした。

その後→←きっかけ2



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設定タグ:セクシャルマイノリティ , LGBTQ , 実話   
作品ジャンル:エッセイ/日記, オリジナル作品
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fubuki(プロフ) - こんにちは。僕、最近自分は何なんだろうなと思い始めて、あなたの作品を読んでグレーだと確信しました。ずっと自分の事が気持ち悪くて堪らなかったのですが、僕と同じような人も沢山いるんだ。僕が変な訳じゃないんだと安心しました。この作品を作ってくれてありがとう (2020年11月24日 21時) (レス) id: 8d00889b6b (このIDを非表示/違反報告)
苺桜姫(プロフ) - 少し楽になりましたありがとうございます    長文失礼しました (2020年8月17日 16時) (レス) id: e76dc7a478 (このIDを非表示/違反報告)
苺桜姫(プロフ) - いるため相談できる人もいませんでした。2.3人の友達には話していますが中学にはいってからは話している友達がいなくて気持ち悪いです。   このお話で心が (2020年8月17日 16時) (レス) id: e76dc7a478 (このIDを非表示/違反報告)
苺桜姫(プロフ) - 失礼します 俺もグレーです。自分がなんなのかは探し求めているところです。この世界に私は何として生きればいいのか悩んでいました。ついこの前自分の性別が急に気持ち悪くなり、可愛いと言われるのに抵抗を感じたのがきっかけです。おやは性別の障害を少しバカにして (2020年8月17日 16時) (レス) id: e76dc7a478 (このIDを非表示/違反報告)
グレーなあくび(プロフ) - はぁぶ。@5年さん» コメントに返信させていただきました。お時間がありましたらぜひ御覧ください。 (2020年8月4日 17時) (レス) id: 068b1137eb (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:グレーなあくび | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2020年6月14日 19時

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