3:「けど、あいつが野球部に戻ってきたら俺はあいつを認めるよ」 ページ4
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「あいつが成宮の弟かよ!?」
六時間目になって、戻ってきた御幸。
御幸があいつを見たときに、聞いた名前を叫んでたからまさかとは思ってたけど…本当とはな…
中学のときの俺より荒れてんじゃねえか?
「結構似てただろ?」
「どこがだよ!?」
髪の色は違うし、目も違う
性格も絶対違うだろ…
「はははっ まぁ、初めて見たやつには似てるようには見えねえよな。俺も思ったし」
「野球やらねえよかよ?」
「…さぁな」
「けど、あいつが野球部に戻ってきたら俺はあいつを認めるよ」
「?仲間としてだろ??まぁ、それなら俺も…」
「ちげーよ。まぁもちろんそれもそうだ…」
まだ何か言い足りなさそうな御幸だが、それ以上何も言わなかった。
何か、オレが気安く立ち入っていいところではない気がした。
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「御幸くん」
部活中、礼ちゃんに呼ばれた。
「どうしたの礼ちゃん?」
「稲実の成宮くんの弟がうちに入ったのを知ってるわよね??」
「まぁね。なんで礼ちゃん知ってんの?」
「知ってるも何も!!あの名前聞いたら!!」
興奮し始めた…。。
「でも…どうして野球やめたのかしら…?」
「……」
「…何か知ってるのね??」
「…少しだけ。誰にも教えねえけど
A本人に、絶対聞かないでよ」
「…ええ、わかったわ」
「野球部誘うのはいいけど、そう簡単に承諾してもらえねえと思うよ」
「彼は重要な選手になるわ」
「俺も誘っておくけど」
「お願いするわ」
俺はただ、あいつの球を受けたいだけだけどな
4:「あんたら…野球部?」→←2:「嫌いだけど…なんか、ばかにされると、ムカつく」
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くー(プロフ) - 希望さん» 感想本当にありがとうございます!読んでいただけですごく嬉しいです!ありがとうございます、更新がんばるのでこれからもよろしくお願いします! (2017年1月2日 1時) (レス) id: ee305c7493 (このIDを非表示/違反報告)
希望(プロフ) - このお話面白いですね!続きがきになります!お話の中でも受験があると書いてありましたが、作者様のペースで更新頑張ってください! (2016年12月29日 21時) (レス) id: f03acb2f00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:くー | 作成日時:2016年6月14日 22時