25：「えっと…変化球、、いいッスか？」 ページ27
「ボール」
球審が少し首をふった。
あーくそ。
全くコントロールつかねぇ。
キレがねぇんだよクソ
パァァンッ!!
「ボールフォア」
「…ﾁｯ」
あーマジイラつく。
マウンドを蹴ると、いろいろビビられた。
次の打者はフルカウントからフォアボールにしてしまい、ノーアウト1,2塁。
「あんれー？成宮鳴より全然すごくないじゃん！
こんなん余裕に崩せるんだけど!!なぁ倉持」
「あ？お前はまた…((呆
あー、そうだな」
「…成宮鳴…？((ﾌﾞﾁｯ」
兄弟だからって…比べてんじゃねえよ!!
ドパァァンッッ!!!!
「ットライーク！！」
「(球威がいきなり上がったぞ…
コースは真ん中だけど…)」
あまっ!!
何やってんだよ俺…
“甲子園”とか
夢にしちゃいけねえんだよ
夢なんて叶うかわかんねえから
願ってるだけだろ？
俺は夢になんてしない
行くって決めてるから。
だったら、こんな東京なんかでへばってちゃ絶対夢になるじゃん
「成宮鳴〜」
「…うっせぇよ」
ドパァァンッッ!!!!
ドパァァンッッ!!!!
三者連続三振!!
「っし」
「ナ、ナイスピッチ、成宮…」
微妙な感じでいってくるみんな。
「ﾁｯ…」
「ナイスピッチや!!やればできるやないか成宮!!」
と、前園先輩。
「！……ありがとう、ございます…((ﾎﾞｿｯ」
「コースは甘過ぎだけど」
「一也さんうるせぇ。
…あの、小野センパイ…」
「！お、おう、どうした？」
「えっと…変化球、、いいッスか？」
「！もちろんだ
何あるんだ？」
「フォーク、三段ドロップ、あと、チェンジアップとスライダー、です…」
「三段ドロップ…？」
「はい…そうですけど…？」
「なんだそれ？」
「はっはっは！お前それ投げるのかよ」
「だから、一也さんうるさいっつの
黙れよ」
「ｲﾗｯ))Aくーん？」
やべ、怒った。
.
スライダーとストレートで追い込んでから、
三段ドロップのサイン。
てか、捕れるかな？
まぁ、サイン出したんだし、あんたの責任ッスよ、小野センパイ。
「((ﾆﾔｯ」
超魔球…
三段ドロップ
バシッ!!
「「！！？」」
バッターは空振り、三振
「今の…なんだ…？」
「チェンジアップか…？」
「曲がったよな…？」
「落ちただろ…」
「三回変化しなかったか？」
※三段ドロップの説明は次です
26：「あれが、あいつの持ち球最高級の変化球」→←24：「あぁ…確かにそうだよ……だがな、正論言われると、こっちも黙ってられねぇんだよ」
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くー(プロフ) - 希望さん» 感想本当にありがとうございます！読んでいただけですごく嬉しいです！ありがとうございます、更新がんばるのでこれからもよろしくお願いします！ (2017年1月2日 1時) (
レス) id: ee305c7493 (このIDを非表示/違反報告)
希望(プロフ) - このお話面白いですね！続きがきになります！お話の中でも受験があると書いてありましたが、作者様のペースで更新頑張ってください！ (2016年12月29日 21時) (レス) id: f03acb2f00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くー | 作成日時：2016年6月14日 22時
