22：「そっか。あんまり困ったら直ぐ呼べよ？」 ページ23
「あの、一也さん!!倉持先輩になんか言ったか？」
「タメ口。まぁ、ゲームするんなら誘えば？って言った。てかなに？どうしたの？」
涼しい顔で平然と答える一也さん。
「いきなり倉持先輩に話しかけられて、ゲームに誘われたんですけど」
「ぶっちゃけお前、嬉しいけどどう接していいかわからねえんだろ？」
「……」
「何なら俺も行ってやろうか？」
「…いや、沢村もいるし……多分大丈夫」
俺、今まであんまり人とちゃんと接したことないから…
周りはみんなヤンキーで、喧嘩さえ強ければ誰も逆らわないで命令に従うし、怖がるしで、孤立してた。
親も……
あんまり話してねえし…
「そっか。あんまり困ったら直ぐ呼べよ？」
いつもとは違う、優しさのこもった言葉だった。
「…はい。」
.
倉持先輩の部屋へ行くと…
「遅えよ!!」
純さんに怒鳴られた。
全く怖くねえけど…
「すいません、」
「A！早くやろーぜ!!」
沢村が笑顔で言う。
「…おう((ニッ」
「「あ、笑った!!」」
「//…笑ってねえよ…」
「普通に普段からそうやって笑えよ、ちょっとしたことでも！」
「…」
どがっ←
「先輩からのアドバイス無視してんじゃねえよ!!」
倉持先輩の蹴りはあまり痛くなかった。
「沢村、コントロールどうやってやんの？」
「えっとな…丸が…」
「俺が教えるっての。そんなんもわかんねーのかヒャハハ」
「だから…今日はじめてなんだっつの……」
この人たちとは普通に話せそうな気がする…。
23：「沢村といると表情柔けぇなあいつ」→←21：「ちょっと待ておい…先輩の誘いすっぽかしてんじゃねえよ!!」
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くー(プロフ) - 希望さん» 感想本当にありがとうございます！読んでいただけですごく嬉しいです！ありがとうございます、更新がんばるのでこれからもよろしくお願いします！ (2017年1月2日 1時) (
レス) id: ee305c7493 (このIDを非表示/違反報告)
希望(プロフ) - このお話面白いですね！続きがきになります！お話の中でも受験があると書いてありましたが、作者様のペースで更新頑張ってください！ (2016年12月29日 21時) (レス) id: f03acb2f00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くー | 作成日時：2016年6月14日 22時
