17：「成宮、お前本当に野球部入るのか…？」 ページ18
いつもより一本早い電車に乗って学校へ向かった。
寮に入るとか野球部に入るとかいろいろ先生に言わねえといけねえもんな。
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学校へ向かう彼の姿は今までとはかなり違っていた。
少しのびていた髪を短く切り、光のなかった瞳は少年のように光を帯びていた。
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学校へ到着し、野球部が朝練をしているのが見えた。
練習中のはずなのに、
俺の目の前には野球部監督片岡鉄心と副部長高島礼がいた。
「成宮Aくんね」
「はい」
「青道野球部へようこそ」
「…いい目をしているな」
「？」
「今日の放課後練習から参加しろ
練習は中学のとき以上にハードだぞ」
「わかってます。
これからよろしくお願いします!!」
こうして、俺の野球人生が再スタートした。
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「よぉっA！久しぶりだな!!」
「…おう」
沢村が笑顔で話しかけてきた。
「A！お前野球部入るんだって！？」
「見習いのお前がよく言うぜ」
「うっ…」
「沢村、お前見習いなの？」
「…うっ…まぁ…」
「成宮、お前本当に野球部入るのか…？」
「なに？俺に入ってほしくないとでも？」
「い、いや…そういうわけじゃねぇ…」
別に睨んでもねえのに怖がるなよな
昼休み、一也さんのとこでも行くか…
.
昼休み
沢村に捕まっていた俺はなかなか抜け出すタイミングを掴めないでいた。
「A」
「一也サン…」
「沢村、A借りていくぞ」
「んなっ！？御幸一也ぁ!!」
叫ぶ沢村はほったらかして、
「お前、野球部入るんだってな」
「…なんでみんな知ってるんスか？」
「礼ちゃん情報♪まぁそれもあるけど昨日の一昨日の話してきに俺が言っておいた」
「だから今朝あの二人が…」
監督と高島さんがいたんだな…
「それよりお前わかってんだろうな？」
「？」
「今まで態度的にお前やばいかもよ！」
「…わーぁってる」
「ちっとはその人見知りとツンデレ治さねえとなぁ」
「人見知りでもツンデレでもねえし！//」
「だってこの学校に俺以外にこんなに普通に喋れるやついるかよ？」
「…」
「図星かよ！かわいーとこあんな!!はっはっはっ!!」
「ぅるせ…
…これからよろしくお願いします、」
「おう。覚悟しとけ」
18：「こいつ、野球部入るみたいで、連れてきました」→←16：「俺はもうとっくにあんたの息子なんだよ!?」
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くー(プロフ) - 希望さん» 感想本当にありがとうございます！読んでいただけですごく嬉しいです！ありがとうございます、更新がんばるのでこれからもよろしくお願いします！ (2017年1月2日 1時) (
レス) id: ee305c7493 (このIDを非表示/違反報告)
希望(プロフ) - このお話面白いですね！続きがきになります！お話の中でも受験があると書いてありましたが、作者様のペースで更新頑張ってください！ (2016年12月29日 21時) (レス) id: f03acb2f00 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：くー | 作成日時：2016年6月14日 22時
