I don't excuse ページ4
陸side
俺が余命宣告されたのは12月。
つまり俺の寿命は長くても次の12月ということだ。
今は6月。俺にとっては最悪といって良い月だ。
6月は梅雨の季節だし、天気も気温も変わりやすい。
俺の病気は気候によって左右される。
そして今______
猛烈にしんどい。
熱っぽいし頭が痛い。
すると、辛いのが顔に出ていたのか、壮五さんが心配そうに声をかけてきた。
壮五『陸くん、大丈夫…？？温かい飲み物持ってこようか？』
陸『す、すみません壮五さん……お願い…します…』
壮五『いいんだよ。ちょっと待っててね』
相変わらず優しい笑顔を浮かべると、壮五さんは台所へと向かった。
____だるい。
しかも今年はいつもよりかなり辛い。
もうすぐ寿命だから？？
けど予定よりまだ半年以上もある。
今でさえかなりキツイのに、死ぬ直前ってどのくらい苦しいんだろう。
____死ぬのが、怖い。
死んだらどうなるの？誰か教えてよ。
どこで知れるの？死んだらもう終わりなの？
嫌だ死にたくない死にたくない死にたく_____
壮五『陸くん、お待たせ。』
陸『_____っ…！！…あ…ありがとうございます…』
壮五『なんかぼーっとしてたけど大丈夫かい？辛かったら言うんだよ？』
陸『だ、大丈夫です…！ありがとうございます』
お礼を言うと、俺はおもむろに壮五さんがいれてくれたハーブティーを飲んだ。
陸『…おいしい…』
壮五『よかった。これ、九条さんからの差し入れなんだ。』
陸『天にぃから？？』
壮五『うん。陸はこの季節、体調をくずしやすいからってね。』
陸『そう…なんですね…。』
俺は七瀬…いや、『九条 天』という人間を許さない。
俺を絶望へと引きずり込んだ男。
許さない。
壮五『今度お礼言わなきゃね』
陸『…はい…！』
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ころも。(プロフ) - かなとさん» 私の不注意です。すみませんでした。 (2019年4月29日 19時) (
レス) id: b3ab927d1d (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年4月29日 18時) (レス) id: 18d6d807bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ころも。 | 作成日時：2019年4月29日 18時
