mind ページ20
陸side
___あれ、ここどこ…？
もしかして、俺、死んだの？
けどここ…どこかで見たことあるような…
？『しんでないよ。』
陸『えっ…？』
懐かしい声がした。
その声がした方を向くと、小さい男の子が立っていた。
あれ…この子って…
陸『___俺？』
りく『うん！そうだよ。ここ は おまえ の きおく。』
陸『記憶…？』
りく『しぬ まえ に 、 おもい だしたくない こと 、 おもい だして よ 。』
陸『思い出したくないこと…？』
りく『うん 。 たとえば…
____天にぃ が おれ を おいていった あのひ とか』
陸『___っ…！』
やめて…
りく『それから、 おまえ が がっこう に いった ひ とか。』
陸『__…あ…っ』
俺が学校に行った日…
俺はいじめられてたんだ。
『伝染る』とか『羨ましい』とか散々言われて
机には花を供えられて
『病人』
『伝染るから学校来るな』
『死ね』
とか書かれてたな…。
りく『ほか にも いっぱい ある よね ？』
『そいつ』は無表情で、死んだ目で
どんどん俺の過去を吐き出してくる。
陸『やめて…おねがい…』
りく『りふじん だよね。 ほんとは もっと じょうぶ に うまれたかった のにね 。』
陸『…もう…何も言わないで…』
りく『…まだ、天にぃの こと ゆるして ないの？』
陸『___っ…許すわけ…ないだろ…』
りく『どうして？』
陸『…あいつは…あいつだけは…俺を見捨てないと思ってたのに…』
りく『___みすてて なんか なかった 。』
陸『っ___嘘つけっ…！あいつは俺を見捨てたっ…！！』
りく『…じゃあ いままで おまえ が びょういん に かよえてた のは なんで ？』
陸『それは親が…』
りく『あんな たいりょうの おかね はらえる わけ ないでしょ』
陸『は…？』
りく『ぜんぶ 天にぃ が がんばった から おまえ は いきて こられた 。まだ おさなかった から だれも やとって くれない でしょ ？
けど くじょう から こえ を かけられた から いま しか ない って おもったんだよ 。』
陸『そ…んな…』
天にぃは …わざと俺を見捨てたふりをしたの？
我慢させてたの？
りく『…それでも許さない…？』
陸『……俺…ちゃんと言いたい…____ありがとうって。』
りく『__いって きな 。』
そう言うと俺は真っ白な光に包まれた。
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ころも。(プロフ) - かなとさん» 私の不注意です。すみませんでした。 (2019年4月29日 19時) (
レス) id: b3ab927d1d (このIDを非表示/違反報告)
かなと - 編集画面をよく読みオリジナルフラグをお外し下さい違反です (2019年4月29日 18時) (レス) id: 18d6d807bc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ころも。 | 作成日時：2019年4月29日 18時
