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12話 ページ12
「昨晩な？人を逃がすために
改造人間と戦ったんや。その時のやと思う」
rb「改造、人間…？」
「おん。…酷いモンよな、人間て
人間同士でさえ差別して実験台にしたりさ」
ロボロ君は唯一見える口を半開させたまま動かない
あたしの世界の人間もこう酷くはなかったで？
「同族として、恥じてまうわ」
rb「、アンタ…人間なん？」
「多分な。細胞でも見ぃひんと分からんわ
あたしはあたしの正体なんざ知らん
自分のことなんて一番分からんもんやで？」
皆は「自分の事が一番分かるのは自分」て言うけど、それはほんまか？
なら、「自分が正しい」と思い込みゃあもう二度と疑わんやないか
…ま、人によるわな
「ま、あたしは何でもええで？自分の正体なんざ
あたしはあたし、他は他や」
rb「！…せや、な！」
そう言うとロボロ君は吹っ切れたように笑う
目元は紙で見えなかったけど悩み事が無くなったような笑み
つか転生しとるから人間か分からん←
rb「確かに、俺は俺やな！
んふふ、ありがと」ﾆｶｯ
ちょっと照れながらはにかんでお礼を言うロボロ君
？ あたしが言いたい事言うてもうただけなんやけど…
お礼言われるよーなとこあった…？
「どーいたしまして、？」ﾎﾟﾌﾎﾟﾌ
小さいロボロ君の頭をポンポンと撫でる
将来デカくなっても小さいんやろな←
rb「…アンタ、何か姉ちゃんぽいって言われへん？」
「あー…よう言われんね
〔姐さん〕、とでも名乗ろーかねぇ」
rb「・・・なぁ！姐ちゃんって呼んでもええ？」
「！勿論ええで〜？
交換条件や、家泊めてくれへん…？」
rb「おん、姐ちゃんなら大歓迎や！
俺ロボロ、今年13になるで〜。よろしく！」
「あたしは16、よろしくな」
それからロボロ君の…いや
ロボロの家でお世話になることになった
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梅干し - 神作品に出会ってしまった…更新頑張ってください！ (2023年3月14日 23時) (
レス) @page45 id: bb04c6aa8f (このIDを非表示/違反報告)
れな - 最高です！応援してます！更新頑張ってください (2022年6月12日 22時) (レス) @page45 id: 19f627a269 (このIDを非表示/違反報告)
ウイ(プロフ) - 神っぽいなそれ？というか神だわ (2022年2月24日 20時) (レス) @page20 id: 00820fe97a (このIDを非表示/違反報告)
リント - あの…34話の最後の年齢のとこにhtさんがいない気が… (2021年8月1日 0時) (レス) id: 09901ebca6 (このIDを非表示/違反報告)
もち - サイコーですやん応援してますわ更新も無理のないよう頑張りや〜! (2020年6月18日 21時) (レス) id: 0429054dd4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楪 | 作成日時：2019年7月1日 21時
