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Prolog ページ1
gr「《子供の国》、か」
tn「全部廃墟やないか…」
zm「滅茶苦茶やな…」
syp「本当に子供しか居ないんすか、この国」
崩壊寸前のビルや店が建ち並ぶ〈首都〉。
そう、これでも首都なのだ
zm「だってさっきから襲いかかってくるの子供しか居らんやないか
実力もそれなりにあって殺気半端ないからあれが子供か疑ってまうけどな…」
もうこの4名は数十名の子供に襲いかかられている
戦争屋からしたら喧嘩をふっかけられているような物だが
戦争屋の幹部・総統は全員人ではない
それでも襲いかかってきた子供達にも人でない類が多く居たので苦戦してしまった
gr「…この国の子供達は大人を嫌っているんだったな」
syp「ロボロさんの話ではそうですね」
この国は幹部のロボロの故郷、4年前までロボロもこの国に住んでいたのだ
その4年前にとある反乱があり、この国には大人が居なくなった
数日前この国…通称「Child end」と呼ばれている国の国内戦争が激化したらしく
それは他国にも広まった
そこでロボロに頼まれて〔とある任務〕でこの国に来た
zm「…あ、彼処にまだ(他に比べて)ボロくない船あるで！」
gr「仕方ない、《見つけるまでは》彼処で寝泊まりするか」
そう言ってまだ他に比べ丈夫そうな船に向かう
…陸に乗り上げている船に
その船には随分新しい梯子がかけられていてそれで船に登った
tn(ん？？これ誰か住んでるのでは…？？？)
気づいたのは一人だけであった
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作者名：楪 | 作成日時：2019年6月23日 19時
