知り合い…?1 ページ42
「ラスト一本に何本かかってんだ集中しろ!」
「も、もう一本!」
『日向レシーブするときもっと腰おろしたほうがいいよ。』
「うっす!」
案の定合宿は厳しく、多くの人は夕食の時にはもうぐったりしていた。
『月島君と忠もっと食べなよ』
「みんなどっからくんのその食欲…」
「おえぷ…」
『二人ともそんな大きいのになんでその量で足りるの?私と同じぐらいじゃん』
「ちびのせさん、”胃は”大きいんだね」
『”胃は”ってなに!』
「Aお、落ち着いて!」
____________
そして5月6日 AM 8:50
烏野総合運動公園 球技場
「集合!!!」
大地さんの掛け声でみんなが集まり並んだ。私達マネージャーは少し後ろの方に立った。
私たちの向かい側に並んだのは赤いジャージを着た人たち。背中には“NEKOMA”という文字がプリントされている。
…この人たちが、音駒…
「挨拶!」
「お願いしアス!!」
「しアース!!!」
「研磨!」
日向はあいさつの後、音駒のプリン頭さんに声をかけに行っていた。
知り合いなのかな?
なんて思いながら二人を見ていると後ろの方から視線を感じた。
…勘違いかな?と思いながら後ろを振り向くと音駒の髪型がなんともいえない背の高い人と目が合う。
『…こんにちは?どうかしましたか?』
「あーわりっ見過ぎてた?」
気まずそうにその人は言う。
『…おそらく』
「あー、俺、音駒高校三年の黒尾鉄朗。お嬢さんは?」
『烏野高校1年の一ノ瀬Aです』
黒尾さんはだいぶ背が高い。多分月島君と同じぐらい。ポジションはMBだろうか。
「変なこと言うけどさ、俺らどっかで会ったことない?」
『…はい?』
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しあん(プロフ) - 紅さん» コメントありがとうございます!うれしいです!なるべく早く更新できるように頑張ります! (3月21日 23時) (レス) id: ae9da4da0a (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (3月21日 20時) (レス) @page17 id: 147f4e35b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:しあん | 作成日時:2024年3月10日 20時