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「「えええーーー！！！！」」
その場にいた皆がびっくりする。
…まあそうだよね。
「一ノ瀬選手が俺のこと誉めてたって本当か！？」
『はい』
「まじか！俺一ノ瀬選手好きなんだよ！！」
『兄に伝えときましょうか？』
「おう！頼む！」
「あ！！！」
西谷さんは急に顔を横へ向ける。その方向を見ると潔子先輩が体育館に入ってきていた。
「潔子さぁ〜ん！！貴女に会いに来ました潔子さぁ〜ん！！」
「あっマテこんニャロッ」
そう言って西谷さんは潔子先輩に向かって走り、…飛んだ…。
「相変わらず嵐の様だな…」
「ゲリラ豪雨…」
「……」
「ハハハ！喧しいだろ！…でもプレーはびっくりするくらい＿＿静か。」
『…はい。』
「＿＿で旭さんは？？戻ってきますか？？」
ほほに紅葉跡をつけて帰ってきた西谷さんが言う。
…潔子先輩に平手打ちでも食らったのだろうか。
「……いや。」
気まずそうに大地さんが言う。
すると
「＿＿あの根性無し…！！」
「‼こらノヤ‼エースをそんな風に言うんじゃねえ！」
「うるせえ！根性無しは根性無しだ！」
＿今日一番の怒りを見せた。
「前にも言った通り旭さんが戻んないなら俺も戻んねえ！！」
そして勢いよく体育館を去った。
「？？なんですか？」
影山が田中さんに聞く。
「悪い…西谷とウチのエースの間にはちょっと問題が生じていてだな…」
『…』
体育館に重い空気が流れる。
「レシーブ教えてください！！」
「！？」
外から唐突に聞こえてきた声に体育館にいた全員がびっくりする。
周りを見てみると日向が消えていた。
「…様子見に行くべ」
スガさんに連れられ影山たちは西谷さんたちの様子を見に行った。
『あ！潔子先輩！』
ジャージに着替えた先輩は体育館に来た。
「やっほう、Aちゃん」
『…先輩も大変ですね』
…二人の男子に好意をあからさまに向けられるのって大変そう。
しかも絶対行為を抱いているのは田中さんと西谷さんだけじゃない。
…美人も大変なんだな。
「…あんまり気にしてないから大丈夫だよ。…こういうのは慣れたし…。」
『…！私もそんなこと言ってみたい…！』
そう言うと潔子先輩は優しく笑ってくれた。
…だからモテるんだろうな。
西谷さんたちは少し経って戻ってきた。
なにがあったのかはわかんないけど取り敢えずは大丈夫みたいだ。
そして日向や月島君、忠にレシーブを教えているみたいだが説明がバッとか擬音語ばっかで誰も理解していなかった…。
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しあん(プロフ) - 紅さん» コメントありがとうございます！うれしいです！なるべく早く更新できるように頑張ります！ (3月21日 23時) (
レス) id: ae9da4da0a (このIDを非表示/違反報告)
紅 - とっても面白いです!!続き楽しみにしてます! (3月21日 20時) (レス) @page17 id: 147f4e35b6 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：しあん | 作成日時：2024年3月10日 20時
