【HQ】元小さな巨人

2 ページ29

「！？俺のこと知ってんのか！？って女子！？お前誰だ！？」

『一年の一ノ瀬Aです』
「新しくマネージャーなってくれたんだよ」

と、スガさんが紹介してくれる。

「そーか！よろしくな！」
まぶしいくらいの笑顔で言われる。

「あ！日向、影山」
「二年の西谷だよ」

まだポカーンとしている日向と影山に大地さんが紹介する。

「「あっチワース！！」」
「おース」



＿＿＿＿




「お前ら一年か！！」
「「オス！」」
「さっきのサーブの奴！そのデカくて目つきの悪いほう！お前どこ中だ！！」

影山を指さして西谷さんは言う。

「…北川第一です」
「まじか！強豪じゃねーか！どうりであのサーブか！！俺中学ん時当たって2‐1で負けたぞ！」
「え そうなの！？」
「おう！そん時もサーブの凄い奴居てよォ！」

「声デカいなあ」
「相変わらずうるさい」
隣で大地さんとスガさんがいう。

『…ちょっとイメージと違いました』
「そういやA、西谷のこと知ってたんだな」
大地さんが言う。

「そうだ！なんで俺のこと知ってんだ！？」
西谷さんが聞いてくる。

『兄が西谷さんのことすごいって言ってて、一度試合見たことあるんです』
「ほんとか！！」
西谷さんは分かりやすく嬉しそうな顔をする。

「Aの兄ちゃんって何者？山口が前すごいって言ってたけど。」
スガさんが言う。
『…MSBYブラックジャッカルの一ノ瀬大河って知ってます？』
「おう！知ってるぜ！宮城出身の大型リベロだよな！？」


『……兄です』

3→←もう1人の天才1

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す