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’’ごめん’’が言えていたなら、って。私は三橋くんが事故にあったあの日、強く思ったのに。
あの時私が三橋くんに謝っていれば、事故になんて遭わず、私のことを忘れることもなくいられたのに。
なんで同じことを繰り返しちゃってるんだろう。
学習しない女、名倉Aです。
「三ちゃん屋上に行ったって。行く？」
「……うん」
中庭を後にしてすぐに理子に泣きついて。三橋くんの悪い所をたくさん言った。それに同感しつつも、こうやって背中を押してくれる理子って本当に素敵な人だと思う。
***
「あれAちゃん。どうしたの」
「あ、伊藤くん。三橋くんに謝りたくて」
屋上について、背後から伊藤くんに声をかけられた。まさかそこにいたなんて。
伊藤くんに呼ばれてひょっこり顔を出す三橋くん。その顔は未だに拗ねている。
「押しちゃって、ごめんね。頭とか打ってない？背中とかも」
「けっ」
「……放課後、前に行った喫茶店行かない？ホラ、クリームソーダ美味しくて三橋くん気に入ってくれたでしょ？」
「行かねえ。さっさと帰れよ」
「オイ三橋！」
伊藤くんが止めるのも聞かずに奥へと入って姿を隠してしまった。
完璧に怒らせてしまった。目も合わせてくれなかったし。
大好きなクリームソーダで釣る作戦も失敗。
明日になったら少しは機嫌よくなるかな。そう考えて、心配してくる伊藤くんに大丈夫、と言って待っていてくれた理子に無理だったことを伝え、屋上を後にした。
この時はまさか、ヘルメットを被りバットを手に固定した新入生が自分を探しているなんて、思いもしなかった。
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ミカ(プロフ) - 美彩さん» 初めまして！ありがとうございます、更新は遅いですが頑張ります！ (2019年8月2日 23時) (
レス) id: 2be407660d (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - 枕崎さん» そのお言葉だけで嬉しいです。まさか自分の作品を読んでくださってる方の中にこんなにも優しい人がいるとは思いませんでした、ありがとうございます。ゆっくりとなりますが、また更新をお楽しみにしていただけると嬉しいです！ (2019年8月2日 23時) (レス) id: 2be407660d (このIDを非表示/違反報告)
美彩 - 続きがすごく楽しみです！更新楽しみにしてます！頑張ってください！ (2019年8月2日 7時) (レス) id: c78fd194e0 (このIDを非表示/違反報告)
枕崎(プロフ) - 謝らないでください。まず更新して頂けることが私からすると嬉しいことなのです。作者様のペースで無理のない程度でお願い致します。私こそこんなコメントで頑張ろうだなんて思っていただけるのは幸いです。これからも応援しています。 (2019年7月29日 5時) (レス) id: 8e8712b35b (このIDを非表示/違反報告)
ミカ(プロフ) - 枕崎さん» 初めまして！更新が遅くてすみません。そして素敵なお言葉をありがとうございます！そんな風に言っていただけると頑張ろうと気力が湧いてきます！また遅くなりますがちまちまと更新していくのでよろしくお願いします！ (2019年7月28日 14時) (レス) id: 2be407660d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミカ | 作成日時：2019年2月27日 0時
