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マティーニをどうぞ(ジン) ページ26
ジンさんがシェイカーを振る様はカッコイイ。
流石マスターを名乗ってるだけある。
コトッ
「スウィート•マティーニです。マティーニよりは比較的甘口だから飲みやすいと思うよ」
『ん、どうも』
ゴクゴクッと喉を通る味は悪くない。
むしろ美味しい。
『もう一杯！』
「だーめ、流石に飲みすぎてるんだからまた今度にしてね」
『うー』
ガタッと椅子から立った瞬間グラっと視界が揺らぐ。
「ほら、言わんこっちゃない。どこに運べば良いかな…？休憩室ベッドあるしそこに運ぶか」
その呟きが遠くなる意識の中聞こえた。
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作者名：一松大好き | 作成日時：2019年11月5日 14時
