いや、人間ですが…？【忍たま】

刀傷 ページ34

文次郎「はっ伊作お前はこいつを信じるのか」

留三郎「伊作だけじゃない俺も糸葉を信じる」

仙蔵「お前らは私らより
平成から来たこんな奴を信じるのか
お人好しにも度が過ぎるだろ」

立花さんや潮江さんは軽蔑的な目で私を見る

そして廊下には七松さんや五年生がいた

長次「きり丸は糸葉に助けられた」

ふと部屋にいた中在家さんが口を開く

小平太「確かにな！
それは聞いたことがあるぞ！」

文次郎「小平太！お前はどっちだ！」

勘右衛門「先輩…この傷…
て、天女様にやられたんです…」

尾浜さんは腕にある包帯を取る

すると刃物の様なもので

深く斬られた跡があった

文次郎「ほら見ろ！こんな傷を負っている！」

伊作「だけどあれだけじゃ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
伊作視点

医務室で包帯を巻いていると

ドタドタと大勢が走ってくる

足音が聞こえてくる

誰だろう？

怪我人じゃないと良いのだけれど…

ｽﾊﾟｰﾝｯ

伊作「？！ｯなんだい文次郎！！」

乱暴に障子を開く文次郎

後ろには五年生や僕以外の六年生がいた

様子が可笑しい

文次郎「伊作！とにかく勘右衛門の
手当てをしてやってくれ！」

勘右衛門の…？

勘右衛門「伊作先輩…」

勘右衛門は左腕に深い刀傷を負っていた

伊作「す、すぐに手当てを！」

僕は薬草やら包帯で勘右衛門を手当てをする

伊作「一体どうしたんだい？」

勘右衛門「じ、実は…実は…」

勘右衛門が涙を流す

八左ェ門「俺が話します
朝五年生皆で厠に行ったんです
そしたら天女様も厠の前に居て
「どうしたんですか？」と勘右衛門が
聞いたら
天女様が刃物を出し
「お前らが邪魔なんだ」と言って
勘右衛門を…」

糸葉が…？

伊作「でもどうして朝に来なかったんだい？」

今は昼だだったら朝に来ればよかったのに

文次郎「天女に脅されてたそうだ
皆！天女の所へ行くぞ！！」

そして皆天井へ行った

留三郎と僕以外は

留三郎「伊作…」

伊作「留三郎…僕糸葉が
そんなことするはずないと思う」

留三郎「俺もだ行くぞ！」

伊作「あぁ！」
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
あれだけじゃ糸葉がやったことに
ならないじゃないか！」

あれだけとは私が知らないところで

何があったのだろう

文次郎「やられた本人がやられたって
言ってるだろ！」
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★コメント

ありがとうございます！

初めて糸葉さん以外の視点だw

避けた先→←視線の正体

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