【MASHLE】悪魔と呼ばれるモノ

What kind of situation ページ45

レイン「…。なんだ、この状況。」

レインが到着した際には壁は崩壊し、砂ぼこりが舞っていた。

そんな中、“とてつもない魔力を持ちえたナニカ”とすれ違うが、顏の確認はできない。

レイン「こいつは…。
　 (じじいが言ってた悪魔を探してる400年前からの生き続けている不死身の…。)」

「あっ、あぁ…。
　悪魔様が私の為にっ！本気で戦ってくださったのですね…。
　あぁ、悪魔様、、、、感謝を…」

それだけを言って不死身は“死んだ”。

レイン「じゃあさっきすれ違ったのが悪魔…。」

レインは先ほど地下への入り口で出会った少女を思い出す。

〜『友達がこの地下にいるんです。だから、行かないといけないんです。』〜

邪魔をすれば容赦をしない、と彼女の目が語っていた。

レインは自分が負けることはないと思っていたが、

感じたことの無い凶悪な殺意に驚いたのだ。

現状をもう一度見渡す。

そしてレインはチッと舌打ちをしてまた顔を顰めた。

Confirmation of safety→←I have to beat you.

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