【MASHLE】悪魔と呼ばれるモノ (ページ42)

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Without caring about what others think ページ42

『フィン君？じゃないね、身長も違うし。
　お名前をうかがっても？』

レイン「オレはレイン・エイムズだ。」

エイムズ…。フィン君の兄弟かな。

『そうですか。
　友達がこの地下にいるんです。だから、行かないといけないんです。』

『≪ディスクロズ≫。』

レイン・エイムズは眉を眉間に寄せて顔を顰めていた。

元来そういう表情なのかもしれないと考えて

レイン・エイムズを置き去りに走った。

『なに、ここ。闘技場？
　それで、地形が変わったみたいな跡。』

今は進むしかない。

耳を澄ませば戦闘する音が聞こえてくる。

レモンちゃんはどこかで戦ってるかも。

急がないと！初めてできた友達なのに！！！

【おい、来るぞ。】

悪魔の言葉を聞いて走るのを辞める。

前から人が歩いてくる。

人は止まって私を認識すると軽くお辞儀した。

「悪魔様、でございますね。400年間待ちわびておりました。」

『あ”ぁ？』

「悪魔様、私の事を」

『覚えてない』

「そうですか、、、では悪魔様ではありあませんね。」

「死ね！」

『っ！！！』

突然の攻撃、咄嗟に避けたけど、これは

これは

即死魔法だ。ビーム式の一直線型。

『お前、名前は。』

「ありません。400年前に悪魔様が封印された際に捨てました。
　名前も地位も。私は悪魔様をお待ちしてたんです。本当に」

「でも、覚えていらっしゃらないのでしたら、私がこの手で…。」

『≪キラーガッド≫。』

「その魔法やはり悪魔様ではございませんか。
　しかし、弱くなられましたか？以前は三本線でしたのに。」

「二本線のキラーガッドなぞ私からするとただの魔法陣にすぎません。」