Even if they call me a weirdo. ページ41
『レモンちゃんの魔力をたどって探すしかないか。』
レモンちゃんの魔力は多いわけじゃないが、辿れないほどではなかったはずだ。
なのに、とても辿りにくくなってる。
わかりにくい。
【面白いことになっているな。】
『黙れ、そう思うなら手伝え!』
悪魔の声は私にしか聞こえない。声を出して返事をすれば私が一人で喋ってるように見える。
いつもは考えて、声に出さずに会話しているが、
どこを探してもレモンちゃんがいなくて、
焦って、
周りの目なんて気にしてられない。
消灯時間は過ぎてるから人は見廻りの先生くらいしかいないけど。
「A・バーンデッド。消灯時間は過ぎてますよ。」
『すみません!ちょっと!』
先生の制止も振り切って走る。
どこにいるの。
レモンちゃん。
『ここで、道が途切れてる…。』
どういうこと?
【扉が隠されてる。そんなことにも気付けなくなったか。】
『ほんとだ。悪魔、ありがと。』
『≪ディスクr≫』
「何をしている。」
気付かなかった。いや、相手が隠れていた、の方が正しいか。
相手を刺激しないようにゆっくりと振り向く。
フィン君かと思ったが違うようだ。
フィン君に似たツートーンの髪ではあるが、
フィン君が絶対にしない顔をしている。
眉間にしわ寄せすぎだろ。
Without caring about what others think→←It all started suddenly.
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柏餅(プロフ) - 夢主冷静な判断好きすぎます! (2月29日 21時) (レス) @page38 id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
lua(プロフ) - カル夢尊すぎパない (2月28日 1時) (レス) @page29 id: 62b2ae05fd (このIDを非表示/違反報告)
シアン(プロフ) - カルパッチョ君サイコー (2月28日 0時) (レス) id: 002d630772 (このIDを非表示/違反報告)
柏餅(プロフ) - カル夢主……(吐血) (2月27日 21時) (レス) @page29 id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
シエスタしてもねむい伊領(プロフ) - MPでした (2月27日 5時) (レス) @page4 id: 12535c160c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ほわっちゃ | 作成日時:2024年2月25日 15時