【MASHLE】悪魔と呼ばれるモノ (ページ35)

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Scorpion ページ35

即死魔法は400年前の悪魔のおとぎ話や他の論文にも記述はあり有名だ。

でも、それと私をつなぎ合わせて考えなければ辿り着かない。

ランス「そうか…。」

フィン「でも、このサソリどうします？誰が倒したことになるんだろう。」

レモン「Aちゃんでいいんじゃないですか？」

『そうなるのかな。じゃあまあ有難くいただくけど。』

ランス「…。おい、」

『分かってる。サソリ、二体目だよね。』

フィン「えっ」

レモン「どっどどどっどうしましょう？！」

ランス「俺がや『私がやる。』っ！！」

思ったんだよね、即死魔法キラーガッドは400年前の悪魔が持った魔法。

でも即死魔法は？私以外にも持ってた人いた。だがそれも400年前の話。

けど多分、いまでも相手を強制的に死なせる魔法はあるはず。

多分凄い魔力使うけど。

でも今の私は二本線になってる。まあ適当に倒れる振りしたら誤魔化せる、はず。

『≪ダイドディアンス≫。』

これはキラーガッドの劣化版。私の魔法をもとに作られた魔法。

範囲指定できず、即死でなく、魔力消費がすごいけど、

相手を強制的に死なせる魔法。

ランス「その魔法は！」

サソリは変わらず私たちの方へ走ってくる。

レモン「きゃぁぁぁ！！もう無理ですぅぅぅ」

フィン「死ぬぅぅぅぅ！」

ドサリ、と音を立ててサソリは倒れる。

レモン「っぇえ？」

ランス「お前、それは古代魔法だぞ。使える人間なんか指折り数えるほどしか」

『図書室で文献を読んでね、できるかなぁと思ったら出来た。』

ランス「じゃあさっきのもか？」

『それは違うよ。ダイドディアンスは即死させることはできない。』

フィン「(誰も突っ込んでないけど、なんか二本線になってない？)」

ランス「お前、、、一本線…だったよな。」

フィン「なんか二本線になってない？」

『…、バレた？』

フィン「バレた？じゃないからねっ？！分からない方が凄いからね？！」