【MASHLE】悪魔と呼ばれるモノ (ページ31)

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Don't tell anyone. ページ31

『レモンちゃん…。なんでここにいんの？』

レモン「Aちゃん、どうしてこんなことにっ？！」

『あぁ、そういえば今日だっけ？合同課外授業。
　ちょっと待ってね。』

『げ、集合時間の5分前じゃん。
　ごめん。すぐに準備する。』

レモン「いや、なんで何事も無かったのように着替えてるんですかっ？！？！
　準備とかいいですから！喋らないでください！動かないでください！」

『血だらけでごめんよ。
　もう塞がってるから。』

レモンは虚無った。

『歩いたら間に合わないから、箒で飛ばしていこうよ。
　スピード出したいから、ちょっと危ないけど私の後ろ乗って。』

レモン「はい…。傷は大丈夫なんですよね？？」

『だから塞がってるって。』

レモンはAの突き刺すような目線に恐怖を覚える。

これ以上関わらない方が良い判断して、大人しくAの箒の後ろに乗った。

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「A・バーンデッド。遅刻ギリギリとは如何なものかな。」

『先生すみませーん。遅刻してないので見逃してくださーい。』

「まあ、いいでしょう。
　今日してもらうのは森に入ってサソリを…」

マッシュ「どうしたの。ギリギリとは珍しいね。」

レモン「それがですねっ？！」

『レモンちゃん。』

レモン「！！」

またAの突き刺すような目がレモンに向かう。

『いや、昨日実は遅くまで本を読んでたんだよ。
　夜更かししちゃってね。』

フィン「そっか。間に合ってよかったよ。」

「それではみなさん森に順に入ってください。」

『本当はみんなと一緒に行きたいんだけどさ、今日は試したいことがあるんだ。
　だから、お先に失礼。』

乗ってきた箒でそのまま引き離すように森に入っていく。

マッシュがレアン寮の輩に絡まれてたのは見ないことにした。