【MASHLE】悪魔と呼ばれるモノ (ページ30)

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The devil is always by my side. ページ30

※)後半流血表現アリ

カルパッ「夜も遅くなったし、送っていく。」
　「一応“カレシ”だし。」

『ウス…。』

『寮まで送ってくれてありがとう！！』

周りに誰もいないといえ、公共の場であるからにはしっかりと演じなければならない…。

けどっ！やだっ！速く離れてぇ！こいつ怖いっ！なんでいつも目ガン開きなんだよっ！

ぐっと腕を引き付けて頬に口を近づける。

傍から見れば“おやすみのキス”だろう。

だが、そんなものするとおもうか？しねぇよ。

『さっきの話、誰にも話さないでね。
　話したら、固有魔法ぶっぱする。
　いくらはね返すからって、即死魔法もはね返せるかは試してみないと分かんないよね？』

カルパッ「うん、おやすみ。」

　訳：「わかってるけど、その時はAが魔法撃つ前に僕が殺す。」

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レモン「Aちゃん！起きてますか～？！？！」

レモン「今日はレアン寮と合同で課外学習の日ですよ！！！！」

レモン「Aちゃん！！！入りますよ！！！」

レモン「Aちゃん？！大丈夫ですか！！！？」

『…。』

レモンが驚くのも無理はない。

今まで無遅刻無欠席で約束の15分前に絶対いたはずのAが

来ないので呼び出しに来たら、

何ヶ所も、

何ヶ所も

ナイフで刺されていたから。

Aは血だらけで起きない。

先に言うが、これはカルパッチョのせいではない。

Aが自分で刺したのだ。

正確にはAの意思は反映されていないのだが。