Mandragora ページ26
レモン「Aちゃん!!」
『レモンちゃん、どうしたの?』
レモン「実は魔法薬学の宿題が終わらなくて…。
良ければ一緒にしてくれませんか?」
『マンドラゴラのやつかな?いいよ。一緒にしよう。私も終わってないんだよね。』
レモン「ありがとうございます!」
『調理室行こうか。』
てな訳で調理室に来たわけだけど、もう男子が使っている。
『どうする?マッシュ達だし一緒にする?』
レモン「二人でしたいんです…。」
『そっか…。うーん、どうしようか。』
『あ…。他の寮の調理室に乗りこもっか!』
レモン「いいですね!あ、Aちゃん、彼氏さんに頼めないですか?」
『え”?』
レモン「彼氏さん違う寮だって言ってたじゃないですか…。なのでもし良ければ…。」
ここで無理だと断ったら、、、
想像力がまるで絶対王政の王が持ってる富より豊かなレモンちゃんのことだ…。
実は付き合ってないとか言い出すだろう。
それは有難いけど、“あの”状況から逃亡してるわけだし、カルパッチョに殺られる…。
『いいよ…。お願いしてみるよ…。』
ーオルカ寮ー
『確かこの部屋のはず…。』
殺されそうで体が身震いする。
レモン「緊張してるんですか?私が扉をノックしてあげますよ!」
『あ、ちょまっ!』
制止虚しくノックする音が響く。
レモン「出てきませんね。留守かな。」
良かったぁ…
カルパッ「なに。」
いたぁぁぁぁ!!!!!
お願いだぁ、カルパッチョ。状況読んでくれ…
『やあカルパッチョ、逢うのは久しぶりだね!』
・ ・ ・ ・
カルパッ「そうだね」
カルパッチョ!!おま、お前良い奴だよ!!
『突然来てごめんなんだけどさ、調理室使いたいんだよね。オルカ寮の。』
カルパッ「いいけど。オルカ寮の人間が一人はいないといけないから、僕も一緒になるよ。」
『あっ、そっか。レモンちゃん二人ではできないって。だから』
レモン「いえ!ありがとうございます!行きましょう!」
・・・・・・
レモンちゃん、空気読んでよ…
もうこいつとおんなじ空気吸いたくない…
レモンちゃんは足早に調理室に向かっている。
それを追いかける形で私とカルパッチョだ。
カルパッ「もうこいつとおんなじ空気吸いたくないって思ってるだろ。」
『え?そ、そんなこと、、、、ナイデスケド?』
カルパッ「調理室は使わせてやる。ただ、話せよ。」
『ウス・・・。』
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柏餅(プロフ) - 夢主冷静な判断好きすぎます! (2月29日 21時) (レス) @page38 id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
lua(プロフ) - カル夢尊すぎパない (2月28日 1時) (レス) @page29 id: 62b2ae05fd (このIDを非表示/違反報告)
シアン(プロフ) - カルパッチョ君サイコー (2月28日 0時) (レス) id: 002d630772 (このIDを非表示/違反報告)
柏餅(プロフ) - カル夢主……(吐血) (2月27日 21時) (レス) @page29 id: 55951e8f98 (このIDを非表示/違反報告)
シエスタしてもねむい伊領(プロフ) - MPでした (2月27日 5時) (レス) @page4 id: 12535c160c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ほわっちゃ | 作成日時:2024年2月25日 15時