【MASHLE】悪魔と呼ばれるモノ

Sister complex ページ25

『さて、マッシュがこの森に入っていくのを見たんだけれども。』

向かいから歩いてくる水色頭。

『お、さっき、マッシュに話しかけてた人。』

水色頭「なんだ、お前。キノコ頭の知り合いか？」

『うん。マッシュの妹。A・バーンデッド。』

水色頭「ランス・クラウンだ。」

ランス「時にキノコ頭の妹。この世で一番尊いモノとはなんだ。」

『急に始まったな…。』

『うーん…』

ランス「なぜだ！なぜわからない！1＋1＝2！！黄色と青を混ぜると緑！決まりきった答えだ！」

後ろからフィンやマッシュ、レモンと竹(以下略)先輩が歩いてきている。

フィン「あ、Aちゃんも洗礼を受けてる…。」

『いやぁ、そういわれてもねぇ。尊いモノとか今まで考えたこと無かったし。』

ランス「…。」

『私から言わせれば尊いモノのことを考えられる余裕こそが一番尊いんじゃない？
　まあランス君の尊いモノを聞こうじゃないか。』

ランス「俺の、妹だ。」

『あ、その感じで。』

ランス「まあいい。尊いモノを考えたことが無かったのなら俺の妹を尊いモノにすればいい。」
　 「グッズだ。」

『…。どうも？』

ランス「じゃあな。」


マッシュ「これまでどこに行ってたの。」

『いや、ちょっと…。』

マッシュ「薄情者が。」

『そのこと、まだ怒ってるの？』

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