【MASHLE】悪魔と呼ばれるモノ (ページ23)

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Magic is all about aggression. ページ23

『お兄さんたち、私と決闘しません？』

「お前は銀の硬貨をもっていないだろう。」
「戦うだけ無駄だ。」

『そうですね…。じゃあお兄さんたちが勝ったら私の事スキなようにしていいですよ？』

「二言はねえな？」

『えぇ。』

「ノッた。」
「ローヤンの言っていた通りツーオンワンで構いませんか？」

『二人がかりで良いですよ。一人ずつ潰すのと大差ないので。』

「じゃあいくぜ？」
「≪リモーター≫！」

『≪キラーガッド≫。』

「あ”あ”あ”あ”あ”！」

勿論殺していない。そんなことしたら私が魔法局送りになる。

「なにを…した？」

股間を抑えながら床に這いつくばっている姿を見ると笑いそうでならない。

『貴方たちの股間には二つのタマがあるでしょ？
　1つ潰しただけです！』

私の固有魔法≪キラーガッド≫は当たったものを殺す魔法だ。
即死魔法という類に入り、400年前は即死魔法を持つものは私以外にも何人かいた。
それでも私だけが悪魔と言われた理由。
それは範囲指定ができること。

範囲指定ができないと見方も殺すことになりかねないので下手に発動できない。。
レーザー式の一直線型の者でも見方を盾にされては撃てなくなる。
それに対して私は範囲攻撃が可能だ。

それに私の魔法は当たった「モノ」を殺す魔法。
範囲を指定してさらに範囲を指定できる。

だから二人の股間の二つあるうちの一つのタマを殺しただけだ。

「にこやかに言うことじゃねえよ…。」

『じゃあ降参しないのでもう一個潰しますね。
　棒のほうが良いですか？』

「待て！俺は降参だ…。」
「俺もだ‥。」

『じゃあ銀のコイン貰いますね！二人合わせて三枚！いいですねぇ。
　感謝します。それでは、失礼。』

「あいつ…。一本線だったよな？」
「あぁ。」
「何の魔法使ったんだろうな。」
「さぁ。」

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てな感じで銀の硬貨三枚獲得して

カルパッチョを葬ろうと思って、角を曲がったら、

カルパッチョがいて、

いま壁ドンされてるんですが。

瞳孔ガン開きなんですが、え、大丈夫そ？