【MASHLE】悪魔と呼ばれるモノ

Rocky mountains 2 ページ14

マッシュ「やっぱり放課後のシュークリーム作りは最高ですな。」
　 「なんか忘れてる気が…」

『素で忘れてるの？悪意があるとかじゃなくて？流石マッシュだねぇ…』

マッシュ「やっぱり何かあったっけ？」

『なにも無いよ。私にも教えてよ。シュークリームの作り方。』

フィン「ライちゃんってもしかしてものすごく性格が、」

『フィン君も、作るよね？シュークリーム。作るよね？』

フィン「はい…。」

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ロイド「なんで、昨日来なかったの？」

マッシュ「あ、ごめんなさい。シュークリーム作ってました。」

『そうなんです。あ、要ります？』

ロイド「いらない。まあいいや。僕、魔法局とちょっとツテがあってね。
　 僕と仲良くしてくれるなら神覚者に推薦してあげれるけど、どうかな？」

マッシュ「うす。」

ロイド「Aちゃんも、どう？
　 というか、良く見ると可愛いよね。僕の彼女にならない？」

『私はまだいいかな…。』

ロイド「そう。マッシュ君。ちょっとついてきてよ。」

マッシュ「うす。」

マッシュとロイドが去った後、フィンが話しかけてきた。

フィン「あ、Aちゃん…。」

『フィン君じゃん。どしたのさ。』

フィン「いや、なんでもない。いいの？マッシュ君止めなくて。」

『あぁ、別にいいんだ。度が過ぎるまでは私はなにもしないよ。』

フィン「そっか。」

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『あ、マッシュ。一緒に教室に行こうよ。』

マッシュ「うん。いいけど。」

『ちゃんと教科書持った？』

マッシュ「うん。ほら、ここに…。」

『破れてるね。』

マッシュが出した教科書は破れていた。

というよりビリビリに誰かに故意的にちぎられていた。

マッシュ「あばばばば…どうしよう。」

『フィン君に見せてもらったらどうかな。』

マッシュ「そうするよ。」



マッシュ「フィン君、教科書を見せてくれないかな。」

フィン「いや、僕はちょっと…。」

マッシュ「ありがとう。」

フィン「え？」

『ごめん、私のも破れてたからフィン君私も隣良いかな。』

フィン「いやだからちょっと難しいんだけど」

『感謝するよ。やっぱフィン君は優しいね。』

フィン「(いや、僕断ったよね？？？)」

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