【MASHLE】悪魔と呼ばれるモノ

Rocky mountains ページ13

「今日は飛ぶ魔法をやりましょう。」
「箒に魔力を込めて≪飛べ≫、と唱えると箒が浮きます。」

マッシュ「飛べ。…。飛べ…。飛べ‥‥飛b…」

「おいおい、今年の編入生どうなってんだぁ？
　飛ぶ魔法も使えないとんだ無能が紛れ込んでるじゃねぇか。」
「おや、鍵を無理やり開けた脳筋君じゃないか。
　じゃあもしかして鍵を溶かした女も飛べないとか…」

『(≪飛べ≫なんだ。私は≪来い≫だったんだけどなぁ…。ジェネレーションギャップってやつか？
　 てか、マッシュどうやって切り抜けるのさ…。)』

ダンっ！

マッシュ「飛べ。」

「え、いま飛べって言う前に箒浮いてただろ。」

「皆さん、静かに！タイム計測をします。」

「いい機会だ。キノコ頭。勝負しやがれ。
　そこの飛んでねぇ女もだ。一番最後の奴が一番早い奴の言うことなんでも聞くってので、どうだ？」

マッシュ「いいですけど。」

『私も？別に構わないよ。せいぜい後から泣け叫ばないでね。』

「用意、スタート！！！！」

マッシュは筋肉でどうにかするし、私は二番で良いか。

「キャァァァァァ！世界新！ワールドレコードワールドレコード！」

『流石だね、マッシュ。』

マッシュ「そういうAも。」

「どういうことだよ！！速すぎるだろ！何をした!!」

フィン「(僕はちゃんと見ていたぞ…。マッシュ君はスタートと同時に箒を投げて、
　 ジャンプして箒に乗り移った！)」
　 「Aちゃんは普通に飛んで早かった！！)」

フィン「いや、どゆこと。」

マッシュ「確か一番最後の人が一番最初の人の言うことを何でも聞く、でしたよね。
　 でも、いいや。可哀そうだし。」

「まあまあ勘弁してやってくれないかな。
　こいつ僕の友達なんだ。」

「俺、君達に興味わいちゃった。」

ロイド「友達にならないかい？
　 俺はロイド・キャベルって言うんだけど。」

マッシュ「おいも・きゃべつ？」

『ロッキー・サンミャク？』

ロイド「…。まあいいや。放課後、ここに来てよ。」

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

Rocky mountains 2→←Two strange people

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーナンバー

8

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す