幸せが壊れるまで ページ6
声を掛けられ振り向く。
炭「禰豆子」
振り向けば妹の禰豆子がいた。
禰「六太を寝かしつけてたんだ、大騒ぎするから。」苦笑いしつつも話す禰豆子
そんな禰豆子の背に居る六太の頭を撫でつつ禰豆子の話を聞く炭治郎。
禰「お父さんが死んじゃって寂しいのよね、皆んなお兄ちゃんやAさんにくっついて回るようになった。」
炭「そういえばAさんは?」
少し寂しげに言う禰豆子に気を紛らわしてやろうと質問をする炭治郎。
禰「あぁ、Aさんなら用事があるって一足先に町に降りていったわ。」
すると禰豆子は頰をほんのり赤く染めながら嬉しそうに語る
炭「どうしたんだ?そんなに嬉しそうに。それにAさんの言う用事って?」
疑問を持つ炭治郎。
禰「それがね、Aさんが下の子には内緒だって言ってたんだけど、ほら、もうすぐでAさんが、うちに来て10年位になるからって
私達にお礼がしたいって、言っててね、それで新しい着物をみんなに買ってあげたいって、」
華が咲いた様にふわりと嬉しそうに笑う
炭「!そうか、其れは良かったな、。」
やっぱり禰豆子も年頃の女の子、着飾りたいたいという、気持ちが有るのだろうな、という気持ちが炭治郎の強く心に残る。
禰「それからね、美味しい料理を振る舞いたいって。あ、お母さんには特に内緒ね?」ふふっ
にこにこと嬉しそうに話す禰豆子
炭「そうか、、それじゃあ町に着いたら探してみるよ。」
妹である禰豆子達が嬉しそうにしていると何だか自分まで嬉しくなり心がじんわりと暖かくなる。
禰「それじゃあ、いってらっしゃい」
炭「うん、行ってくるよ、」
あぁ、やっぱりAさんにはお世話になりっぱなしだなぁ、、。
何て思いつつ禰豆子に背を向け、歩き始める炭治郎。
______________________
炭治郎side
生活は楽じゃないけど幸せだな、、、
でも人生には空模様があるからな移ろって動いていく、、、ずっと晴れ続けることはないしずっと雪が降り続けることもない。
そして____________
幸せが壊れる時にはいつも血のにおいがする
でも、Aさんと出会った時も血の匂いがしてた様な____?
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維真(プロフ) - ルナ、ありがとー!約束通り見てくれたんだね!今日も頑張って更新するね! (2019年7月16日 19時) (レス) id: c5386f9385 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 初コメ失礼します!約束通り見に来ました( ・`д・´)とっても面白かったです!これからも頑張ってくださいo(`・ω・´)○ (2019年7月16日 16時) (レス) id: a7c375dfdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:維真 | 作成日時:2019年7月14日 22時