弟を思う兄2 ページ28
ザンッ!
炭治郎が鬼の頸を斬る、、、。
炭治郎はその瞬間哀しそうな顔をして鬼の顔を見る。
炭治郎は優しい、鬼である俺らに迄憐れみを持っていてくれる。
そんな鬼狩りは滅多に居ないだろう。
炭治郎は鬼の身体に近寄り手を握ってこう言った。
炭「神様どうか、この人が今度生まれてくる時は鬼になんてなりませんように。」と、
それからは暫く思いつめた顔をして何処か遠くを見つめていた。
__数日後。
それから炭治郎は無事に最終選別を突破していった。
俺は最終選別の事さえ分かれば良かったので、最終日が終わった瞬間、錆兎達と別れて小屋に戻った。
_____
そろそろ炭治郎が帰ってくるであろう時刻になりソワソワとしていると__
ここ一年以上ずっと眠り続けていた禰豆子が目を覚まし戸を蹴飛ばし出て行った。
慌てて外へ出るとボロボロの炭治郎が禰豆子と抱き合っていた。
抱き合いながらも炭治郎は涙を流し禰豆子に心配だったじゃないかと言う。
貴「、、、炭治郎。」
俺が声を掛ければ炭治郎は涙を流しながらも返事をする。
炭「っ!!はい"っ!」
その時後ろから左近次が走って来て
ガシッ!!
貴/鱗「「よく生きて戻った!!!」」
と、一緒に炭治郎達を抱き締めた。
___
嬉しかった。
炭治郎は最終選別を乗り越えたのだ。
俺は炭治郎が万が一にでも死にそうになったら、見る事は出来ても助ける事は出来ないので一日と終わっていく事見殺しにしてしまうのでは無いかと。
そう心配しなかった日は無い___。
十五日
チリーン
炭「あっ、鱗滝さん、あの人かな?」
そう言う炭治郎に近寄り確認すれば風鈴を笠に付けた男が此方に向かって歩いてきた。
その男は炭治郎の前で立ち止まると
炭治郎は風鈴に驚く。
その直後に俺は鋼塚だ、竈門炭治郎の刀を打った者だと言った。
炭「竈門炭治郎は俺です、中へどうぞ。」キリッ
すぐ様炭治郎は返事をするものの、その場で鋼塚と言った男は座り込み
"日輪刀"について話し始める。
鋼塚曰く__。
日輪刀の原料である砂鉄と鉱石は太陽に一番近い山でとれる"猩々緋砂鉄" "猩々緋鉱石"と言い、陽の光を吸収する鉄らしい。
流石に、日輪刀の存在は知っていたが、鬼殺隊とは協力しようと思っても出来なかった為、そこまでの情報は分からなかった。
が、
その説明をしている間、炭治郎はずっと中に入りませんかと声を掛けていた。
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維真(プロフ) - ルナ、ありがとー!約束通り見てくれたんだね!今日も頑張って更新するね! (2019年7月16日 19時) (レス) id: c5386f9385 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 初コメ失礼します!約束通り見に来ました( ・`д・´)とっても面白かったです!これからも頑張ってくださいo(`・ω・´)○ (2019年7月16日 16時) (レス) id: a7c375dfdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:維真 | 作成日時:2019年7月14日 22時