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弟を思う兄 ページ27

俺はあの子達に会った時から薄々感じていた。


だからこそ、炭治郎には錆兎と真菰の事は左近次には話さないように言った、


何故か?


其れは自分自身にも分からなかった。


言ってしまえば何か変わってしまうような、、



そんな気がした。


俺は呆然としている左近次を置いて部屋に入り夜になるのを待った。




夜になると、"最終選別"が始まるので今日から毎晩7日間あの子たちを通して炭治郎を見守る事にしようと。決意をした。



そうしてあの子たちの元に向かえば錆兎達が深刻そうな顔をしている、、、。



まさか!!



貴「鯖兔!真菰!まさか!、、っ、、」


錆「、、、、そうです。」

まさかの初日から錆兎の言っていた鬼と対峙するとは、、、。

貴「おいおい、初っ端から盛り上がってんじゃねぇかよ、、、笑えねぇな、、(ヒクヒク」

きっと自分の顔は引きつっている事だろう。


貴「まぁ、良い、見せてくれるか?」


俺がそう言えば錆兎は真菰と目を合わせてから


錆「、、、はい。」と返事をした。


俺が錆兎達を通じて見れば異形の鬼。


それなりに強さのあるであろう鬼が左近次にされた事を話す。



加えてアイツは錆兎達の事を嬉々として語り始め、炭治郎の怒りを誘う。



其れを聞けば炭治郎は、怒りを露わにし、我武者羅に鬼を攻撃する。

錆「落ち着け炭治郎!呼吸が乱れている!もういいんだ、俺たちの事は!!」


そう言って炭治郎に声を掛けてあげたくとも当然届かない。


その場で虚しく響いて消え行くだけ。


俺は唯々何も言わずに炭治郎を見守る。


我武者羅に攻撃していた炭治郎は攻撃を受け気絶。



だが、すぐ意識を取り戻し起き上がる。



戦いを見ていれば分かった。


炭治郎は確実に成長している。



真菰は心配そうに顔を歪め炭治郎も負けてしまうのではないかと呟く。


貴「そんな事はない。炭治郎の戦いを見れば一目瞭然だ、そうだろう?錆兎?」


俺がそう問えば錆兎は口を開く。



錆「負けるかもしれないし、勝つかもしれない。ただそこには一つの事実があるのみ





炭治郎は誰よりも大きく硬く大きな岩を斬った男だということ。」





その言葉と同時に炭治郎は鬼の頸を斬った。



炭「あああああ!!!」





壱ノ型



水面斬り!!!



_________


ここで区切りが良いので切らせて頂きます!

ここで大正コソコソ噂話!


善逸「Aさんは、人間だった頃、神職関係で有名な低級貴族だったらしいよ!」

弟を思う兄2→←兄として5【炭治郎日記】



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維真(プロフ) - ルナ、ありがとー!約束通り見てくれたんだね!今日も頑張って更新するね! (2019年7月16日 19時) (レス) id: c5386f9385 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 初コメ失礼します!約束通り見に来ました( ・`д・´)とっても面白かったです!これからも頑張ってくださいo(`・ω・´)○ (2019年7月16日 16時) (レス) id: a7c375dfdc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:維真 | 作成日時:2019年7月14日 22時

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