兄として3【炭治郎日記】 ページ24
続き
＿＿＿__
あの飴はAさんの手作りらしく、鱗滝さんもかなり気に入っていた。
その為、料理の腕を見込まれ、当分炊事係はAさんになると思う。
物凄く嬉しい事を口に出すと鱗滝さんが何故かヘコんでしまった。
暫くの間落ち込んでいて大変だった。
鱗滝さんのも美味しかったけれどやっぱり
嬉しい。
禰豆子が人間に戻ったら食べさせてやりたい。
そうAさんに言うと嬉しそうに笑って
「じゃあ、禰豆子の為にも早く強くなって人間に戻してやらないとな。」
と、Aさんは言う。
その通りだと思った。
早く、そして確実に、、強くなろう。
そう心に決めた日だった。
＿＿＿
刀は折れやすいと最初に言われた
縦の力には強いけど横の力には弱い
刀には真っ直ぐ力を載せること刃の向きと刀を振るとか込める力の方向は全く同じで無ければならない。
さらに刀を破損、
つまり刀を折ったりしたらだ、お前の骨も折るからなと、低めに脅される。
後日 Aさんに其れがバレたのか鱗滝さんは頭にたんこぶを作っていた。
＿＿＿
今日は転がし祭り、どんな体勢になっても受け身を取って素早く起き上る訓練。
俺は刀を持ち鱗滝さんを斬るつもりで向かっていく
鱗滝さんは素手、丸腰、
でも、馬鹿みたいに強い。
俺はいつもすぐぶん投げられて地面に転がる
その後に鱗滝さんとAさんの木刀での斬り合いをみた。
本気を出されたら殺されてしまうのでは無いかとその場で思い切り震え上がった。
＿＿＿＿＿
今日は呼吸法と型のようなものを習う
腹に力が入っていないって怒られてお腹バンバン叩かれる。
それから＿＿＿＿＿
禰豆子が目覚めなくなって半年経つ
鱗滝さんがすぐ医者を呼んで診せてくれたけど
異常はなくて、、
鬼であるAさんに聞けば人を喰わずに済む身体に変化している途中で、今は其れへの途中経過なのではないかと言われた。
怖かった。
朝起きたらコトンと死んでしまっているんじゃないか、
そう考えない日はない。
それから＿＿＿＿＿＿。
Aさんも大分心配しているようだった。
俺が推測を聞かされていた時もかなりそわそわしていた。
山下りはもっと険しく空気の薄い場所での訓練になる
死ぬかもしれないと何度も思う
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
鱗「もう教えることはない」
＿＿＿＿＿＿＿＿＿
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維真(プロフ) - ルナ、ありがとー！約束通り見てくれたんだね！今日も頑張って更新するね！ (2019年7月16日 19時) (
レス) id: c5386f9385 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 初コメ失礼します！約束通り見に来ました( ・`д・´)とっても面白かったです！これからも頑張ってくださいo(｀・ω・´)○ (2019年7月16日 16時) (レス) id: a7c375dfdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：維真 | 作成日時：2019年7月14日 22時
