護るべき者4 ページ15
暫くすると俺たちを呼ぶ声が遠くから聞こえはじめた。
炭「禰豆子?Aさん?あれっ?禰豆子!?Aさん!?いない!!」
少しばかり寝てしまっていたので、
反応が遅れる。
その代わりに膝の上にいた禰豆子がもそりと動き穴から顔を出す。
禰「、、、。」ひょこ
続けて俺も顔を出す。
貴「よぉ、。」ひょこ
炭「いた!!」
炭「(穴を掘ったのか、
妹がモグラみたいになってしまった、、。そしてすごく顔をしかめている。よっぽど日に当たりたくないんだな。それにAさんも、、 、
きっと禰豆子に付き合ってくれてたのだろう。)」
何か悶々と考え始めた炭治郎が少し経つと禰豆子に向かって待ってろと言った。
そうして穴の空いた籠を新しく編み直す。
あみあみ、、、あみあみ、、、。
暫くして______。
《《てーん》》
どうやら出来上がった様だ。
炭「すみません。Aさん、禰豆子みて貰って、、、。」
そう言いながら苦笑いする炭治郎を見て俺は少しばかりの寂しさを感じる。
炭治郎は何でも背負い込む、自分が長男だからと。其れが俺は余り好ましく無い。
もう少し、、、素直になってくれても良いんだ
炭治郎。
貴「別に良いんだ。お前達は弟、妹の様に思っているんだ、もう少しぐらい甘えてくれ。」
そういう気持ちを素直に言ってやる。
そうすれば炭治郎は嬉しそうに頬を緩めて「ありがとう。」と口にする。
貴「別に、良いんだ、、、。」
ふわりと自然に頬が緩んでいくのがよくわかる、心が暖かい。
この笑顔を二度と見れないなんて事にならないように俺は護ろう。
そう決意を更に固める
____Aさん?Aさん?
Aさん!!
貴「はっ、!な、何だ?」
俺が結構な間考え事をしている間に出発の様だ。
貴「ん?籠入ったのか、禰豆子。」
炭治郎が背負っている籠からはもそもそと気配がする。
炭「、、、それじゃあ、行きましょうか。」
貴「あぁ、そうだな。」
タッ
そう言って走り出す。_____
________________
はい!どうも維真です!新しく何話か更新してる間にお気に入り登録者様がご、5人も、、!
有り難や_!
ア"____________ッ!!!(ブリッジ)
もう投稿した瞬間通知が来てて、そしたら一気に5人もの方々が、、、!
嬉しすぎて家の中で普通に奇声発して親に怒られました。(´・ω・`)シュン
何卒宜しくお願い致します!
60人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
維真(プロフ) - ルナ、ありがとー!約束通り見てくれたんだね!今日も頑張って更新するね! (2019年7月16日 19時) (レス) id: c5386f9385 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 初コメ失礼します!約束通り見に来ました( ・`д・´)とっても面白かったです!これからも頑張ってくださいo(`・ω・´)○ (2019年7月16日 16時) (レス) id: a7c375dfdc (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:維真 | 作成日時:2019年7月14日 22時