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護るべき者3 ページ14

辛いとしか言いようがないだろう。

それでも炭治郎は家族を想い一つ一つの作業を丁寧にしていた。






最後の工程を終えた所で俺は炭治郎にバレない様【血鬼術】朧月下を使い、この墓場が鬼や、荒くれ者に荒らされない様にした。


貴「炭治郎。お前は矢張り優しいな。」


そんな辛い現実から目を逸らさずにしっかりと前を向いている炭治郎は強い。
そんな炭治郎達にしてやれる事は一つだ。


クシャッ



炭「っ!!なっ!?どうしたんですか?急に。」

俺が側に居てやる事。それだけだと思う、俺に出来るのは。

そう思いつつ炭治郎の頭を乱雑に撫でながら歩き出す。


貴「、、、、辛かったら、、言えよ。」

そう言えば炭治郎は目に沢山の涙を溜めて


炭「はい"っ、、、あ"りがどうございまずっ、、、。」ズビッ

と応えた。


道中炭治郎はずっと泣きながら俺の手を握り歩いていた。

そんな炭治郎を心配して禰豆子はぼーっとしながらも炭治郎が泣きやむ迄、側を離れないでいた。


暫くすると洞穴の様なものがあったので休憩がてら炭治郎が少しばかり赤く腫れている目を擦りながらそこで籠などを貰って来ると言う。


炭「それじゃあ、行ってきます。禰豆子、宜しくお願いします。」ぺこっ

ご丁寧にお辞儀までしてって、、、。何というか、、、ちょっと前までヒヨコの様に俺の後ろをチョコチョコと付いて回ってたのになぁ、、デカくなったなぁ、、(遠い目


禰「ムー、、、。」

禰豆子は矢張り日の光が怖いのか穴を掘り始めた。

禰「ムー?」

Aさんも入る?と首を傾げてくる禰豆子


俺も入れる様にと大分大きめに掘られている穴。これは入ってやらんと拗ねる奴だし、折角の禰豆子好意だ、無下にはしない様にしたい。


貴「折角だから入らせて貰おうか。」


禰「ムー!」


本当?と嬉しそうににこにこと笑う。


早速穴に入ってみるも少し小さい。


貴「やっぱり出させて貰うか。」

そう呟きを溢すと禰豆子は激しく落ち込むので俺は慌てて

貴「こ、こうしよう。ほら、おいで。」


と言い禰豆子を膝に乗せて穴に入る、そうすれば丁度良い感じに収まる。


禰「ムーッ!」


機嫌が直ってくれた様だ、、、。良かった。



____________

ここで大正コソコソ噂話〜!

炭「Aさんは、俺と同じ様に禰豆子の言葉が分かるんだ!


長年一緒にいた事と、同じ鬼だという事が




結果、禰豆子の言葉を「ムー!」でも理解する事が可能になったんだ!」

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維真(プロフ) - ルナ、ありがとー!約束通り見てくれたんだね!今日も頑張って更新するね! (2019年7月16日 19時) (レス) id: c5386f9385 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 初コメ失礼します!約束通り見に来ました( ・`д・´)とっても面白かったです!これからも頑張ってくださいo(`・ω・´)○ (2019年7月16日 16時) (レス) id: a7c375dfdc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:維真 | 作成日時:2019年7月14日 22時

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