護るべき者2 ページ13
おいおいおいどういった状況だこれ?
柱が鬼に頭を下げる?前代未聞だぞ、、?
貴「何やってんだよアンタ、恐らく柱だろ?そうじゃなかったとしても鬼殺隊の人間が鬼に頭を下げて良いもんじゃねぇ、早く頭上げろ。」
柱って脳筋ばっかじゃ無かったか?俺の検討違いだっけか?んん?んんんんん?
義「だが、、、、。」
貴「分かった分かった許す、許すから頭上げろ。」
はぁ、、、。
思わず溜息が出る。
義「、、、わかった。」
思ったより融通が利くようで良かった。
貴「で?アンタは結局の所何が聞きたい?何がしたい?」
義「お前が人を傷付けない無害な物かどうかだ。」
俺は、、、もう、、。
貴「、、、、傷つけない、、傷つけるわけがない。もう、、、二度と。」
俺は決意を固めて青年の目をじっと見やる。
義「分かった。お前達の決意は分よく分かった。お前達は挟霧山の鱗滝左近次という老人を訪ねろ。いいな?」
鱗滝左近次、、、育手だろうか?
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A達が話している間炭治郎は夢を見ていた。
自分の側に死んだはずの家族がいて、
花子が、竹雄が、茂が、六太が、母が、辛そうな顔をして自分に謝る夢を。
葵枝「置き去りにしてごめんね炭治郎、禰豆子を頼むわね。」
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そこで炭治郎の意識は覚醒した。
炭「はっ!?」バッ
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義「、、、そろそろ行く。」
唐突に其れを言い出した【義勇】に疑問を抱きつつ炭治郎を見やる
貴「?あ、あぁ、。」
瞬きする内に義勇は消える。
そして炭治郎に再び視線を戻せば炭治郎は起き上がる。
貴「!よかった。目覚めたんだな。」
安堵の笑みを浮かべるAに驚きつつ起き上がる炭治郎。
炭「はっ!?」バッ
炭治郎が起き上がると禰豆子もほぼ同時に起き上がる。
貴「炭治郎。体調は大丈夫か?よし、禰豆子も起きたな。禰豆子は体の具合は如何だ?。」
そう俺が質問すれば
禰「ムゥー。」と言って問題ない。と返事をした。
炭治郎も、大丈夫です。と返事をする。
、、、、、さて、起きたらやる事は一つ。
貴「炭治郎。辛いと思うが埋葬してあげよう。」
そう問いかければ炭治郎は少し辛そうな顔をしながらも返事をする。
まだ、受け入れられないのだろうこんなにも幼くして、、、。
命を失う喪失感、何も出来ない無力感、脱力感。そんな中で突き付けられる家族の死。
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維真(プロフ) - ルナ、ありがとー!約束通り見てくれたんだね!今日も頑張って更新するね! (2019年7月16日 19時) (レス) id: c5386f9385 (このIDを非表示/違反報告)
ルナ(プロフ) - 初コメ失礼します!約束通り見に来ました( ・`д・´)とっても面白かったです!これからも頑張ってくださいo(`・ω・´)○ (2019年7月16日 16時) (レス) id: a7c375dfdc (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:維真 | 作成日時:2019年7月14日 22時