命永きに恋せよ鬼よ【鬼滅の刃】

懺悔 ページ11

貴「！！っ＿＿＿＿クソッタレ！！」

ここで気配が消えている。恐らく無限城を通じて何処かへ跳んだのだろう。


分かってた、無駄な後追いだって、それでも！俺はっ＿＿＿＿！


ごめんな、、、葵枝さん、花子、茂、竹雄、六太、禰豆子、、！

俺が、鬼の癖して、アンタ達の家に世話に何てならなければ、、！

きっとヤツがこの一家を襲ったのも俺が原因だろう、千年経っても奴はまだ、諦めないのか、、！


貴「、、、クソッ！！すまない！！すまない！
許してくれっ！！俺が！！俺なんかが！！人間としての生活を夢見たばかりにっ！」


その場で後悔を叫んでも唯々雪が静かに積もっていくだけだった。


貴「ヴァ"ア"ア"ア"ア"ッ！！！」


叫んだ所で何も変わりゃしない。


そんなの、、、分かってる。


こんなの、、、間違ってる。


人並みの幸せを願ってしまったから？人の温もりを再び感じたいと思ってしまったから？また、そんなの＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿。









分かるわけない。






分かりたくなんて無い。



分かってしまったら。



きっと、壊れてしまう。





貴「、、、っ此処で懺悔をしても何も変わらないな、、、。(ははっッ」


何も出来なかった自分を笑いながらヨロヨロと歩き出す。


貴「ぁあ、、、、辛いなぁ、、。」


そんなポツリと呟いた言葉は空から降ってくる雪と吹き付ける風に掻き消されていった。




＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿

ここで大正コソコソ噂話〜！(補足等だと思ってください。)


炭「Aさんは葵枝、つまり俺の母ちゃんの事は世話になっているし、尊敬しているから。千歳以上自分が歳上だとしても頭が上がらないらしいよ！」

禰「ムー！ムンムン！」にこにこ


炭「そうだな！Aさんは義理堅い人なんだな！！俺もそんな優しい人が義兄の様な人で嬉しいよ！」

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