阿部ちゃんと甘え方 ページ25
ー亮平sideー
自分の才能が評価されて、クイズ番組など色んな番組に呼ばれるようになった。
忙しくさせてもらうのは嬉しいし、番組も楽しい。
それでも疲れるし、帰ったらゆっくりAとお話ししたい。でも、家にいるのは俺だけじゃなくて。
康二：「なぁ！A聞いてやー！」
蓮：「今、俺が喋ってたんだけど！」
ラウール：「この写真見て！ストーリーあげてもいいかな？！」
A：「はいはい、順番！笑」
なんて、4人で楽しそうに話してる。
A：「あ、亮平おかえり。お疲れ様！スープあるけどあっためようか？」
俺が帰ってきた事にAは気づいてくれて、声をかけてくれたけど、何だか3人と話してた事にむしゃくしゃしちゃって、
「いらない。」
A：「亮ちゃん？」
「うるさいっ！」
ドタドタと階段を登って自分の部屋に籠る。
毎日そうだ。家に帰ってきたら、リビングには3人がいて。
どうしたって俺だけに目を向けてくれない。
昔は俺だけだったのに。
亮のAなのに。
ーAsideー
帰ってきたと思ったら、怒ってお部屋に行っちゃった亮平。
お仕事で何かあったかな、なんて急いで亮平のお部屋に向かう。
〔ｺﾝｺﾝｺﾝｯ〕
「亮ちゃん、」
亮平：「入ってこないで！」
ドア越しに耳を立てると、すすり泣く声が。
「そんな事言われたら悲しいなぁ……何か嫌な事あった？」
返事はなく、ただひたすら泣き声が聞こえる。
「もう、入っちゃうよ？」
半ば強引に亮平の部屋に入る。すると、ベッドに丸まってぬいぐるみを抱えている亮平。
亮平：「はいってこないでっていった、」
「うん、聞いた。」
亮平：「Aは下にいたらいいよっめめ達の所にいたらいいじゃん」
その言葉を聞いてハッとした。
最近下３人ばかり構ってて、なかなか亮平の話を聞いてあげられなかったと後悔する。
「亮平。こっち向いて。ごめんね、Aなかなか亮平のお話し聞いてあげられてなかったね。」
こっちを向いた亮平はうるうるとした瞳で私をみる。
亮平：「もう、りょうのこと、きらいになった……っ？」
「嫌いにならないよ。大好き」
亮平：「りょおのAなのに…っ……りょおだけだったのにぃっ！」
ぎゅっと抱きしめて落ち着かせてあげる。亮平は昔から甘えるのが下手で、限界が来ないと甘えられない。
亮平：「きょおはりょおのA」
「わかった。今日は亮ちゃんのAだね」
すみませんここで終わります
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てろ(プロフ) - Diiさん» リクエストありがとうございます！順次書かせていただきます！ (4月23日 21時) (
レス) id: 1c5dfcdfaf (このIDを非表示/違反報告)
Dii(プロフ) - この話が面白くていつもみています。リクエストお願いします。めめが体調崩して、甘えんぼ、幼児退行しちゃって、よしよしされる話がみたいです。おもらしや失敗は、なしでお願いします。最後は普通に戻ってちょっとツンデレな感じにしていただけるともっと嬉しいです。 (4月22日 6時) (レス) @page15 id: c0e604e362 (このIDを非表示/違反報告)
てろ(プロフ) - はるかさん» 何度もリクエストありがとうございます！順次書かせていただきます！ (4月6日 19時) (レス) id: 1c5dfcdfaf (このIDを非表示/違反報告)
てろ(プロフ) - れあさん» リクエストありがとうございます！順次書かせていただきます！ (4月6日 19時) (レス) id: 1c5dfcdfaf (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 高熱が出てトイレに間に合わなくなっておむつを履くことになったあべちゃんが甘えん坊さんになるお話が見たいです！よろしくお願いします！ (4月6日 18時) (レス) id: 2be5f141fa (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：てろ | 作成日時：2024年3月15日 21時
