しょっぴーと腹痛 つー ページ19
ーAsideー
翔太を抱っこして、リビングに降りていく。
涼太：「おはよう。翔太、大変だったね。大丈夫？」
翔太：「りょ、おたぁ……！」
涼太：「うんうん。あ、お腹に優しいように雑炊作っておいたよゆっくり食べなね」
「涼太、ありがとう。食べよっか、あーんしてあげるよ、お膝座る？」
翔太：「……ぅん。」
私の膝に座ってもそもそと食べる翔太。食欲はあるみたいでひと安心。
下っ腹の所に手を当てると、〔ｸﾞｷﾞｭｩ〕と腸が動いているのを感じる。確か市販薬があったからそれで様子をみようかな。
〔ﾌﾞﾁｭﾁｭｯ〕
翔太：「……っあ」
「うん。大丈夫。これだけ食べちゃお！はい、あーん」
翔太：「……ぁーん」
ご飯を食べ終えて、おむつも替えて。
そろそろ薬を試してみようかなと思って薬箱をのぞくと坐薬を見つけた。
うん。こっちの方が効きは早いよなぁ、、
「翔太ーおいでー！……はい、ここにゴロンして？」
翔太：「なん……で？？」
「いいから、いいから」
パッケージから薬を取り出す。そして、おむつを開けて赤ちゃんのおむつ替えの要領で足を上げる。
少しだけ肛門と薬の先に軟膏を塗って、痛くないようにする。
「はい、ゆーっくり息吐いてね？」
翔太：「すー……はー……すー……はー……あ"っ！！」
「よーし、おっけい！よくがんばりました！」
翔太：「〔ｳﾙｳﾙ〕これ、やだぁっ……んんっ」
初めての感覚だからか、力を入れて体外に出そうとする。
「あー、ダメダメ。これでお腹痛いの治るからね〜」
翔太：「ふぇぇ…………だっこぉっ！」
〔ﾄﾝﾄﾝ〕抱っこをしてやって、さりげなく肛門を抑える。
溶けていって気持ち悪さが薄れたのか、少しずつ落ち着いていく翔太。
翔太：「……っ」
「ちょっと落ち着いたかな？」
翔太：「ぎゅるぎゅる…なくなったっ」
「よかったぁ」
その後、腹痛が完全に治った翔太だったけれど、しばらく私に甘えん坊さんで離れず、泣き虫翔太くんでいたんだよね、笑
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 158人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
てろ(プロフ) - Diiさん» リクエストありがとうございます！順次書かせていただきます！ (4月23日 21時) (
レス) id: 1c5dfcdfaf (このIDを非表示/違反報告)
Dii(プロフ) - この話が面白くていつもみています。リクエストお願いします。めめが体調崩して、甘えんぼ、幼児退行しちゃって、よしよしされる話がみたいです。おもらしや失敗は、なしでお願いします。最後は普通に戻ってちょっとツンデレな感じにしていただけるともっと嬉しいです。 (4月22日 6時) (レス) @page15 id: c0e604e362 (このIDを非表示/違反報告)
てろ(プロフ) - はるかさん» 何度もリクエストありがとうございます！順次書かせていただきます！ (4月6日 19時) (レス) id: 1c5dfcdfaf (このIDを非表示/違反報告)
てろ(プロフ) - れあさん» リクエストありがとうございます！順次書かせていただきます！ (4月6日 19時) (レス) id: 1c5dfcdfaf (このIDを非表示/違反報告)
はるか(プロフ) - 高熱が出てトイレに間に合わなくなっておむつを履くことになったあべちゃんが甘えん坊さんになるお話が見たいです！よろしくお願いします！ (4月6日 18時) (レス) id: 2be5f141fa (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：てろ | 作成日時：2024年3月15日 21時
