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ymside
裕翔の呟いた言葉に、俺の思考は一瞬停止。
まさかそんなことを思わせていたとは…
やっとこっちを向いたと思ったら、その顔も涙で濡れていて。
ああもう…どんだけ勘違いさせてんだよ…
裕翔はさらに、
裕「…相手が欲しかっただけ?、、誰でも良かったの?…ヤマ、」
俺の腕を弱々しく掴んで泣きながらそう言う裕翔は、本人には悪いけど、死ぬ程可愛い//…
そんな呑気なことを考えていたら、
裕「ねぇ…そんなの嫌だよ、、ヤマ、俺だけを見てよ…俺を、好きになってよ、、」
そんなの…俺のことを好きって言ってるようなもんじゃん…
今までの俺なら、いざ告白するってなると緊張する…とか思ってたんだろうけど、今の俺は違う。
好きな奴をここまで泣かせて、こんなに言わせて…
ここで言わなきゃ男じゃねえだろ‼
山「裕翔…」
裕「なに…ヤマ、、」
こんな時に何考えてんだって感じだけど、俺は自他共に認めるロマンチストだ。
だから、告白も少女漫画っぽく。
山「俺…悪いけど、今更裕翔のこと、、好きにはなれない…」
裕「っっ!……そ、そうだよね、はは…ごめん、忘れて、」
涙をこらえて無理に笑ってる裕翔を見ると、申し訳ない気持ちになった。
だから、その償いとして裕翔を抱き締める。
裕「っへ、、ヤ、ヤマ?」
山「だって、俺とっくの昔から…裕翔のこと大好きだもん。」
裕「……ほぇ…?、、ええぇぇぇ!!」
山「ふふ、うるさいよ裕翔」
裕「だ、だって…え、もしかして、、ドッキリ?」
山「違うわ!」
裕「じゃ、じゃあ、、メンバーとして…?」
山「もちろん恋愛対象だよ。…なんで?裕翔は嬉しくないの?」
裕「そ、それは…」
もう薄々気付いるけど、やっぱりちゃんと裕翔の口から聞きたい。
山「ねぇ…俺のこと、好きじゃないの…?」
裕「うぅ〜〜//…だ、、大好きだよ‼///」
…俺は今、天国へと旅立ちました…
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オムライスわかな - とても面白かったです(≧◇≦) (2019年11月23日 13時) (レス) id: 34647601f8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:夜兎 | 作成日時:2018年9月22日 15時