INVISIBLE LOVE from bluestar

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YOU side








『陣さん、私相手には鼻の下伸ばさないのに…』









陣 「お前に伸ばし出したらグループ追い出されるわ」









『そのだらしない顔やめてくださいよ〜』









陣 「元々この顔やねん！！！」




周りを見渡すと女性エキストラさんとコミュニケーションを取るメンバーの姿が。




陣さんは私とペアだからどこか不服そうだし、私は私で女性エキストラさんとコミュニケーションを取ってもなあ、という狭い心の持ち主だからさ…ね、わかって？









『みんな凄いなあ、』









陣 「健太とか見てみ？慣れてんな〜」









『…昂秀も結構女性とお話できちゃうんですね、』



目に入ったのは女性エキストラさんと楽しそうに話す昂秀。


そんな顔、私にしたことないなあ…、なんて変な感情が渦巻く。








海青 「A〜！次のカット絡もうよ」









『いいよ！これ使われたらなかなかだよ？海青私の事お姫様抱っこする？』









海青 「ええよ(笑)」



陣さんがホンマに仲ええんやから〜じゃあ俺はたっくんのとこにでも行ことニコニコしながら走っていった。







『絶対女性目当てじゃん陣さんやらしい〜』









海青 「鼻の下伸びまくってるからな」



うわ、昂秀もなかなかやっとんなと言う海青の言葉につられて目を向けると、女性の頭をぽんと撫でていた。






『…』









海青 「嫌？」









『えっ？いや、そんなこと！なんで…？』









海青 「すっごい寂しそうな目で見てたから」



やだよ、そりゃちょっとくらい私も妬くもん。




『ん〜ん、昂秀に守ってあげたいって思える人が出来たら応援しなきゃ、ね』









海青 「素直になればええのに」









『辛かったら海青がいるでしょ？』









海青 「そりゃあ」






ちゃんとお姉ちゃんになるからね。

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