INVISIBLE LOVE from bluestar

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TAKAHIDE side






『で、何に悩んでたの？』









昂秀 「や、だから悩んでないんすよ！」









『じゃあ、あんなつまんない顔しないでよ〜！いつものポンコツ昂秀じゃなきゃやだよ〜』









昂秀 「貶してますよね？」









『ポンコツ具合が昂秀らしくて好きってことだよ！』







好き、とか簡単に出てしまうAさんが羨ましい。

俺も言えたらなあ〜…





『あ、今度昂秀の家行く！』









昂秀 「え、まじすか」









『夜中にゲームのガチャ運10倍のときあるじゃん。やろうよ』









昂秀 「うわ、いいですねやりましょ！」






それでこそ昂秀！とニコニコしてるAさん。




『ふふ、楽しみ〜！』









昂秀 「海青さん来ますかね？」









『海青その日龍友さんとご飯だよ』



うわ、海青さん先誘ったんだ、
俺が2番手だったことに気付かされて少し心が淀む。








『わざわざ昂秀とのゲームのために断ったんだから〜』









昂秀 「え？」









『え？龍友さんと海青にご飯誘われたけどその日は昂秀とゲームしようと思ってたから断ったよ？』





ほんと、この人には適わない。








『好感度アップでしょふふっ』









昂秀 「多少は！」









『ほんっと生意気！(笑)』



簡単に調子に乗せられる。

そういうとこなんだよな〜…







『そうだ、帰ったら慎に服見てもらお〜』









昂秀 「また新しいの買うんすか？」









『そう！今度たっくんとデートだからね』




ちょ、Aさんまじで愛されすぎ…
メンバーにも俺だけじゃない。絶対女性として好意を抱いてる人はいる。







『なに？デートしたいの？昂秀くん？』









昂秀 「や、拓磨可哀想だな〜って」









『まじで一生行ってやんない』




はあ…上手くいかない。

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