鳥籠のお姫様… (ページ6)

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鳥籠6 ページ6

バタン…と強く扉を閉めて行った老けた女
どうやらこの子供以外には俺の事が見えてないらしい…
こりゃ好都合だ。
ド「どうやら俺はお前にしか見えてないみたいだな」
そう言い綾乃ﾁｬﾝの方を向く。
「そう…みたいですね…
あの…ドフラミンゴさんは、この部屋から…出ても、いいんですよ…?」
ド「出た所で見えてないなら意味がないだろ
それより綾乃ﾁｬﾝはなんでこんな所入れられてんだ?」
俺の世界みたいに種族の差もなさそうな世界だ
なんでこんな所に入れられてる?

「テストで100点取れなくて…私妹より馬鹿で…
妹みたいに賢くて、妹みたいにいい子だったら…良かったんですけど…
私は出来損ない…ですから…」
なんだそんな事だけでここに入れられたのか…
ド「そうか…だが100点が1番いいのか?
100点を取ればそこ迄だが100点じゃないならまだ上を目指せるだろ…
綾乃ﾁｬﾝは出来損ないなんかじゃねぇさ」