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鳥籠12 ページ12
「……最後までドフラミンゴさんと居たかったな…」
屋根裏部屋の窓に持たれ空を見る…
外では楽しそうに鳥達が飛んでいる
あぁ…私も自由になりたい…
私も楽しく笑っていたい…愛されたい…
誰かこの扉を開けて…
「ふふっ…そんな事誰もしてくれる訳ないのに」
有り得ない夢を見るのはもう辞めよう…
現実を受け入れるの…私は道具…
鬼灯一族の為だけの操り人形…
「私の自由は永遠に来ない…」
時間になり私は屋根裏部屋を出てパーティ会場に向かった。
会ったことも話したことも無い誰かの物になりに行く…
「皆様本日は私めの婚約パーティーにお越しいただきありがとうございます
本日はお楽しみ下さい」
会場に入りそう挨拶をするとパーティが始まった…
父「来たか
綾乃この方がお前の婿になる金田忠さんだ」
そう父が私に紹介したのは50歳後半の太った男の人
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作者名：刹那 | 作成日時：2019年4月28日 0時
