鳥籠のお姫様… (ページ1)

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鳥籠ページ1

桃「おかーしゃ!おはなち!」
紅「母さん桃が母さんと父さんの昔話聞きたいって」
「あらら…このお話は私とドフラさんのお話…
むかしむかし…紅や桃が産まれるもう少し昔のお話かな」

父「お前は鬼灯一族の恥晒しだ!!」
「ごめっ、ごめ、なさ…」
そう言い私を叩くのは実の父親…
テストで100点を取れなかっただけなのに…
父「なんで私と妻の間に出来たお前は役立たずなんだ
妹の美優を見てみろいつも100点ばかりとっているだろ」
いつも私と妹を比較する…
それだけ私が妹に劣っているから…
父「反省部屋(屋根裏部屋)にでも入ってろ!!」
そう言って私は父に反省部屋(屋根裏部屋)に入れられた。

屋根裏部屋は真っ暗で何の音もしない…
「怖い…暗い…出してっ!お父さんここから出して!」
屋根裏部屋の扉を叩くが意味はなかった…
私は蹲り時間し過ぎるのを待った
「私が妹みたいに賢かったら…私がいい子だったら…お父さんやお母さんは愛してくれたのかな…」
－－－－ｶﾀﾝ
屋根裏部屋の隅から何かの音が聞こえた
「お、お化けやだ…怖い、怖いよ!」
ド「フッフッフッ…そんなに怖がるなよ
ここは一体何処だ?
どうやって俺を連れてきた…」
ピンクの羽毛のコートを着た背の高い男の人がいきなり現れた…