399《Yamada》 ページ6
山「今回は色々とありがとうございました」
二「何かあったらまた連絡してくださいね」
俺の車の助手席に乗り込みながら二宮くんに別れを告げて帰路についた
Aはしばらく学校を休んで安静にしてるという条件で帰れることに
知「みんな心配してるよ」
伊「大ちゃんなんて絶対飛びつくよ」
山「裕翔もだろうな」
車内でそんな会話をしながら帰っている時
Aはふと、さっきから疑問に思ったであろうことを口にした
「…私が気絶した後、どうなったの？」
知「あぁ、そうそう。僕も気絶しちゃったからわかんないんだよね。教えてよ」
2人からの期待の視線に答えるように、俺はあの後のことを話し始めた
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二「私は…妹が殺される所を黙って見ていられるほど、優秀な殺し屋ではありません」
二宮くんの登場に、その場にいた人は全員フリーズした
もちろんオンディーナも
そんな俺らを他所に、二宮くんはAを抱き上げて立ち去ろうとした
山「っ、待って…ください…」
二「…私はただ妹を助けに来ただけです。この後のことには一切手出ししませんので続きをどうぞ」
それだけ言うと、二宮くんはどこかへ消えていった
オ「…続きをしましょう」
山「…あぁ、」
オンディーナの言葉に反射的に答えて銃をギュッと握りしめた
俺が考えているのはどうやってこいつらを倒すことではない
ただ、Aを助けられなかったことへの後悔しかなかった
そんな後悔を口に出すことなく銃にこめる
オ「ﾉｯｸさん…タイマンしましょう？」
Aを殺れなかったことへの怒りがオンディーナから溢れている
“人が死んでいく姿が美しい”
そんな事あるわけないだろ
少なくとも、俺が今まで殺してきたやつは全員美しさの欠片もなかった
醜かった
最後の最後まで身勝手で
最低なヤツらばっかで
山「俺は…人が死んでいく姿がこの世で1番嫌いだ」
自分の悪事は棚に上げて
必死に命乞いをする姿は
この世で1番滑稽だ
嫌いだ
オ「じゃあなんであなたは殺し屋なんですか？」
殺し屋とは
たくさんの人を殺さなければいけない仕事
だけど殺し屋全員が“死”に抵抗がないわけではない
ましてや、全員が“死が美しい”と思ってる訳でも無い
俺はただ…
山「ただ大切な人を守りたいからだ」
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祐莉 - こちらこそコメントありがとうございます！ これからも読むの楽しみにしてます！ (2019年8月11日 10時) (
レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 祐莉さん» 毎度コメントほんとうに嬉しいです！長くなってしまうため、質問の答えを最後に書いたのですがどうですかね？また分からないことがあったらバンバンコメントしちゃってください！語彙力がないので質問をいただけて本当に助かってます！これからもよろしくお願いします！ (2019年8月10日 17時) (レス) id: d8d4cea178 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - かすたーどさん» コメントありがとうございます！楽しみにして下さってほんとに嬉しいです！これからも楽しませられるような物語を書いて行けるように精進します！これからもよろしくお願いします！ (2019年8月10日 17時) (レス) id: d8d4cea178 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - オムライスさん» コメントありがとうございます！最近は更新が遅くなってきてしまって…すいません！これからもワクワクさせられるような物語を書いていきたいと思っているので、これからもよろしくお願いします！！ (2019年8月10日 17時) (レス) id: d8d4cea178 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - りぃささん» コメントありがとうございます！この小説を好きと言って下さってとても嬉しいです！学校に行きたくないなぁ…って思う時に学校の事を書いて不満をぶつけてみたりしてますwこれからも頑張っていくのでよろしくお願いします！ (2019年8月10日 17時) (レス) id: d8d4cea178 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Alice | 作成日時：2019年5月3日 0時
