398 ページ5
知「A！」
「侑李、」
私を見た途端、猛スピードで飛びついてきた侑李
そして続くようにして慧くんも優しく包み込んでくれる
伊「…良かった」
「ごめんね、心配かけて」
山「お前らがっつき過ぎだから」
二「本当は1番抱きつきたいはずのくせに」
お兄ちゃんの言葉に顔を真っ赤にする涼介に
私は視線を送った
そしたらぱっと視線がずらされて、涼介は耳まで真っ赤に染まった
伊「ほんっとに心配したんだから…」
知「もう…自分のことを犠牲にすることだけはやめてよね」
「うん、ごめんね」
伊「…俺、Aちゃんまでいなくなったら立ち直れなくなっちゃうよ」
知「僕だって…」
そう言う彼らの目には涙が溜まっていた
そして涼介の目にも
二「…嬉し涙は流した者勝ちですよ」
山「…なんですかそれ、」
二「経験談です」
そんな会話が私には聞こえることも無く、私はただひたすら離れない2人に『ごめんなさい』と『ありがとう』を言った
・
・
・
二「まぁ、今後失血死には気をつけてくださいね？」
「はい…」
二「本当にわかってますか？撃たれたら血が出るんです。すぐに止血しないと体の血液が無くなるんです。あなたはAB型なんですから、もしかしたら血が足りなくて輸血が出来ない事態が起きるかもしれないでしょう。今後交渉する時は自分のことを考えた上で交渉してください。約束ですからね？次も必ず私が助けに行けるとは限らないですし…」
誰も話に割って入れないように早口で話すお兄ちゃんに、私はただ頷くことしか出来ない
そしてそれは3人も同じなようで…
二「そして知念くん。あなたは最後まで諦めてはいけません。誰かを守りたいなら死ぬまで守り切らなければいけないんです。今後途中で諦めるなんて馬鹿なことをしたら許しませんからね」
知「え、あ、はい…」
二「そして伊野尾慧。もう少し体力をつけなさい。細すぎます。まあ私が言うのもなんですけど、もしもの時に対抗できませんよ？もう誰かを失いたくないなら体力も必要です。あなたは殺し屋としての腕はあるんですから、そこをどうにかしてください。あと、相葉さんがあなたのこと気に入ってたので今度会ってあげてください。」
伊「え…あ、はい、、え？」
山「二宮くん… 話が長いです。」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 166人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「Hey!Say!JUMP」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
祐莉 - こちらこそコメントありがとうございます！ これからも読むの楽しみにしてます！ (2019年8月11日 10時) (
レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 祐莉さん» 毎度コメントほんとうに嬉しいです！長くなってしまうため、質問の答えを最後に書いたのですがどうですかね？また分からないことがあったらバンバンコメントしちゃってください！語彙力がないので質問をいただけて本当に助かってます！これからもよろしくお願いします！ (2019年8月10日 17時) (レス) id: d8d4cea178 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - かすたーどさん» コメントありがとうございます！楽しみにして下さってほんとに嬉しいです！これからも楽しませられるような物語を書いて行けるように精進します！これからもよろしくお願いします！ (2019年8月10日 17時) (レス) id: d8d4cea178 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - オムライスさん» コメントありがとうございます！最近は更新が遅くなってきてしまって…すいません！これからもワクワクさせられるような物語を書いていきたいと思っているので、これからもよろしくお願いします！！ (2019年8月10日 17時) (レス) id: d8d4cea178 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - りぃささん» コメントありがとうございます！この小説を好きと言って下さってとても嬉しいです！学校に行きたくないなぁ…って思う時に学校の事を書いて不満をぶつけてみたりしてますwこれからも頑張っていくのでよろしくお願いします！ (2019年8月10日 17時) (レス) id: d8d4cea178 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Alice | 作成日時：2019年5月3日 0時
