425《arioka》 ページ32
有「…ってことなんだけどさ」
【なるほどな…】
携帯から聞こえてきたのは、険しそうな山田の声
きっとすごく真面目な顔してんだろうなって想像出来る
【俺も薮ちゃんの全てを知ってるわけじゃない。だから、本人から聞くのがベストだろうな】
有「だよな… だから2人にも自然と聞いて欲しいんだ。薮ちゃんの過去について」
【…だけど、それって薮ちゃんは望んでないかもよ？】
突然声が変わった
心の優しい圭人だ
有「そうなんだよね…そこが今回の1番の難点」
【まぁ、本人が嫌がったらやめるって感じかな】
有「今後のためにもそれしかないな」
電話をきって3人の方を振り向く
だけどそこには誰もいない
有「…え？」
まさか皆もう行っちゃった感じ？
早すぎじゃね？
有「…ま、いっか」
そう呟いてお茶の残った食器を片付けようとした時だった
また依頼人が戻ってきたのは
有「あ…えっと…」
薮田「ごめんなさい、さっき言い忘れてたことがあって」
有「言い忘れた…こと？」
薮田「息子が見つかったらすぐに私に連絡してください。決して、接触したりしないでくださいね」
これ私の連絡先ですから
それだけ行って去った依頼人
机の上に置かれた小さな紙切れには、電話番号だけが寂しく書いてあった
有「接触すんなって言われても…」
一緒に住んじゃってるわけだし
一応先生なわけだし
仲間、なんだし
有「いくら依頼人の願いでもそりゃ無理だわ」
そう笑って、小さな紙切れをポッケに突っ込んだ
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祐莉 - こちらこそコメントありがとうございます！ これからも読むの楽しみにしてます！ (2019年8月11日 10時) (
レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 祐莉さん» 毎度コメントほんとうに嬉しいです！長くなってしまうため、質問の答えを最後に書いたのですがどうですかね？また分からないことがあったらバンバンコメントしちゃってください！語彙力がないので質問をいただけて本当に助かってます！これからもよろしくお願いします！ (2019年8月10日 17時) (レス) id: d8d4cea178 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - かすたーどさん» コメントありがとうございます！楽しみにして下さってほんとに嬉しいです！これからも楽しませられるような物語を書いて行けるように精進します！これからもよろしくお願いします！ (2019年8月10日 17時) (レス) id: d8d4cea178 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - オムライスさん» コメントありがとうございます！最近は更新が遅くなってきてしまって…すいません！これからもワクワクさせられるような物語を書いていきたいと思っているので、これからもよろしくお願いします！！ (2019年8月10日 17時) (レス) id: d8d4cea178 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - りぃささん» コメントありがとうございます！この小説を好きと言って下さってとても嬉しいです！学校に行きたくないなぁ…って思う時に学校の事を書いて不満をぶつけてみたりしてますwこれからも頑張っていくのでよろしくお願いします！ (2019年8月10日 17時) (レス) id: d8d4cea178 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Alice | 作成日時：2019年5月3日 0時
