413《inoo》 ページ20
知「伊野ちゃん…大丈夫？」
伊「いってぇ…まじふざけんなって感じ」
きっと奴らがどこかへ行ったのだろう
知念が心配そうに声をかけてきた
伊「…じゃ、話してよ、勝利の過去」
佐「え、でも…」
伊「どーせ当分あいつら来ないだろうしさ。別に今のだって大したことないし」
そう言うと、知念が睨んだのか知らないが、ゆっくりと話し始めた勝利
佐「僕…小さいころ虐めを受けてたんです。」
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※勝利side
僕は普通に生きていた
普通に学校に行って
普通に友達と楽しい時をすごして
普通に家族と出かけて
…だけど、神様は意地悪で
そんなありふれた幸せな時間を奪った
最初はただ陰口を言われるだけだった
『元』友達だった奴らによれば、その原因は僕がモテることによる嫉妬だったらしい
だけどそんなのは気にせず過ごしていた
きっと飽きると思っていたから
だけどある日、僕はある女の子から告白された
僕はその子を振った
その日からだ
友達だった奴らが僕を無視し始めたのは
クラスメイト全員が僕を『居ないもの』としたのは
原因は、僕が振った子が実はスクールカーストのトップにいるようなやつの彼女だったから
その彼女がそいつを僕が好きだからと言って別れたから
スクールカーストのトップにいるようなやつの彼女となったら、彼女もそういう立場なわけで
女子からも男子からも
そして先生からも僕は『いないもの』として扱われた
それだけなんだったらまだ良かった
だけど馬鹿な大人もいたもので、虐めの主犯の親が俺の親を虐め始めた
大人の虐めは子供よりも酷く、母さんはうつ病になりそのまま自ら命を絶った
父さんは母さんが亡くなったことにいるショックで交通事故を起こし、意識不明の重体
祖父母は仕事の関係で海外に住んでいて日本にはいなかった
だから僕も母さんの後を追おうと思った
学校の屋上に立って
靴を揃えて
両手を広げて
目をつむった
『やめなよ、』
あとは倒れるだけだったのに
誰かからの声に僕は目を開けてしまった
『俺が君の味方になってやるから』
僕はそう言った彼の伸ばした手を
掴んでしまった
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祐莉 - こちらこそコメントありがとうございます！ これからも読むの楽しみにしてます！ (2019年8月11日 10時) (
レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 祐莉さん» 毎度コメントほんとうに嬉しいです！長くなってしまうため、質問の答えを最後に書いたのですがどうですかね？また分からないことがあったらバンバンコメントしちゃってください！語彙力がないので質問をいただけて本当に助かってます！これからもよろしくお願いします！ (2019年8月10日 17時) (レス) id: d8d4cea178 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - かすたーどさん» コメントありがとうございます！楽しみにして下さってほんとに嬉しいです！これからも楽しませられるような物語を書いて行けるように精進します！これからもよろしくお願いします！ (2019年8月10日 17時) (レス) id: d8d4cea178 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - オムライスさん» コメントありがとうございます！最近は更新が遅くなってきてしまって…すいません！これからもワクワクさせられるような物語を書いていきたいと思っているので、これからもよろしくお願いします！！ (2019年8月10日 17時) (レス) id: d8d4cea178 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - りぃささん» コメントありがとうございます！この小説を好きと言って下さってとても嬉しいです！学校に行きたくないなぁ…って思う時に学校の事を書いて不満をぶつけてみたりしてますwこれからも頑張っていくのでよろしくお願いします！ (2019年8月10日 17時) (レス) id: d8d4cea178 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Alice | 作成日時：2019年5月3日 0時
