412《inoo》 ページ19
佐「…ん……」
知念に様子をきいていると、佐藤勝利が目を覚ました(らしい)
佐「ここ……」
知「たぶんどっかの廃墟。で、あんたは何でここにいるわけ？」
以前の事で知念はよっぽど腹を立てたらしい
凄く冷たい言い方で必要最低限のことを口にした
佐「…僕、JUMPさんとやり合ってから健人くんとか風磨くんと会うのが少し気まずくて…
だから聡と2人で一旦部屋借りてて…
で、夜ご飯の買い出しに行く最中にうさぎの仮面被った人達に襲われて…」
気まずそうに話す佐藤勝利の話を、知念は睨みながら聞いていた
それを俺は黙ったままきいている
知「襲われた原因は？」
佐「…わかんない…です」
知念のでっかいため息が聞こえたあと、佐藤勝利の小さな“ごめんなさい”が俺の耳に届いた
伊「…知念、もう少し優しく接してもいいんじゃない？」
知「無理。僕はこいつを許せない」
放たれた言葉はすごく冷たい、鋭いものだった
伊「…佐藤勝利」
佐「…はい」
伊「君、過去に何かあったから“この世界”にいるんでしょ？」
佐「え…？」
伊「聞かせてよ、その話」
知「ちょ、何言って…」
伊「知念だって気づいてるんでしょ？この人が“この世界”にいるのは間違ってることが」
応えはかえってこなかった
だが100％応えは Yes だ
伊「どうせ暇だし話してよ」
佐「…面白くも楽しくもないですよ？」
伊「別に面白さとか求めてない。俺はただ真相が知りたいだけ」
と言ったその時
扉が開くような音が聞こえ、何人かの足音も聞こえてきた
そしてその足音が俺の目の前で…止まった
兎1「…オマエラ、ナニハナシテタ」
伊「別に？てか、目隠し取ってくんない？」
兎1「ソレハムリダ」
伊「は？何で？なんで俺だけ？」
そう聞くと突然、ガッと前髪を掴まれて上を向かされた
兎1「ウルサイ」
伊「…っ、」
知「いのちゃ…」
伊「離せ…痛てぇんだよ…」
そんなことを言ったら相手を怒らせることなんて目に見えてたけど
職業柄、相手を煽ることは上手くて
怒ったであろう相手は俺の頭を柱にぶつけた
ゴンとぶつかる鈍い音
伊「い"っ…！」
知「お前…！やめろ！」
兎1「ウルサイ。ナンドイエバワカル」
するとまた、コツコツと足音が響いた
そして…
？「…キョウハコイツダ」
謎の言葉を残して立ち去っていった
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祐莉 - こちらこそコメントありがとうございます！ これからも読むの楽しみにしてます！ (2019年8月11日 10時) (
レス) id: ea9cf53e18 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - 祐莉さん» 毎度コメントほんとうに嬉しいです！長くなってしまうため、質問の答えを最後に書いたのですがどうですかね？また分からないことがあったらバンバンコメントしちゃってください！語彙力がないので質問をいただけて本当に助かってます！これからもよろしくお願いします！ (2019年8月10日 17時) (レス) id: d8d4cea178 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - かすたーどさん» コメントありがとうございます！楽しみにして下さってほんとに嬉しいです！これからも楽しませられるような物語を書いて行けるように精進します！これからもよろしくお願いします！ (2019年8月10日 17時) (レス) id: d8d4cea178 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - オムライスさん» コメントありがとうございます！最近は更新が遅くなってきてしまって…すいません！これからもワクワクさせられるような物語を書いていきたいと思っているので、これからもよろしくお願いします！！ (2019年8月10日 17時) (レス) id: d8d4cea178 (このIDを非表示/違反報告)
Alice(プロフ) - りぃささん» コメントありがとうございます！この小説を好きと言って下さってとても嬉しいです！学校に行きたくないなぁ…って思う時に学校の事を書いて不満をぶつけてみたりしてますwこれからも頑張っていくのでよろしくお願いします！ (2019年8月10日 17時) (レス) id: d8d4cea178 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Alice | 作成日時：2019年5月3日 0時
